トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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本ブログ

今、日田バスが面白い 2

2011-01-12 23:05:00 | バス
205.
元宇美営業所の車両で、グループロゴが無く代わりに「日田バス」の社名が書いてある。
豊後森駅で撮影したが、ここでこの色のバスを見るとやはり違和感が。当日は日田1359~天瀬~森町1459着の便で運行されていた。


206.前歴不明。最近転属した車両と思われる。こちらはグループロゴがあり、まさに「西鉄バス日田」化を象徴するような車両。
濃霧の朝、しかも遠距離での撮影であったから画質の悪さはご容赦を。

以上2枚は2010年12月18日撮影。

702.自社発注車。

2009年9月28日撮影。

今、日田バスが面白い

2011-01-11 18:21:00 | バス
日田バスは、大分県日田市に本社を置き、日田市と玖珠町を中心にバスを運行している西鉄グループのバス会社である。

しかしながら西鉄グループとはいえ地元バス会社を買収したものであり、分社によって誕生したわけではない歴史的経緯から、所謂「西鉄バス」の範疇には入らないことが多かったし、車両においても形式や塗装も独自のものが多かった。

しかしながら近年、高速バス路線の管理委託により、日田バス乗務員が「西鉄バス」の運行を担当するようになった頃から、「西鉄バス日田」化が進み、近年は一般路線車に「赤バス」も登場し、更に西鉄色が濃くなっている。

今回は、簡単ではあるがそのような過渡期にある日田バスの車両について特徴的なものを紹介する。


三菱ローザ 625.元西鉄バス宗像・岡垣町コミュニティバスの車両である。ロゴを消しただけでほぼそのままの状態で使用されている。元々は西鉄バス二豊の車両であったので、大分ナンバーに「復帰」したことになる。


三菱ローザ 車番626.確固たるソースが無いので断言できないが、これも元岡垣町コミュニティバスの可能性が高いようである。おそらく西鉄バス二豊が2001年に導入した0301で、岡垣町コミュニティバスの水色塗装になった後、西鉄バス宗像在籍中に再び赤バス化されたらしい。



高速車の706.福岡―日田線移管により移籍した車両である。


いずれも2010年12月18日撮影。

福岡商工会議所主催 新年祝賀会

2011-01-05 22:37:00 | 公共交通総合
福岡商工会議所主催の新年祝賀会が行われたが、NHKのインタビューで新年の抱負を書いてもらう企画があり、西鉄の竹島社長は「跳ねる年」、JR九州の唐池社長は「さくら」と書いた。

西鉄社長は「所要時間では新幹線、運賃では高速バスのすみわけが出来る」と言っていたが、12月19日の西日本新聞によれば、青森の南部バスにおいては新幹線の八戸延伸開業で、八戸―東京・仙台の両路線は乗客が3割以上減少したという。弘南バスにおいても弘前―盛岡線が3割程度減少したという。

青森と九州、その輸送量の違い、都市の構造等により一概に論ずることは出来ないものの、西鉄においても熊本―福岡線、鹿児島―福岡線が相当の打撃を受けることは既に覚悟しているであろうから、何らかの策を練っている所であろう。

社長の心中も、決して穏やかではないはずで、楽観視している筈はない。

JR九州の社長は、「さくら」と書いた所から「みずほ」の誕生が妥協の産物であったことが垣間見える。

さくらが一部ではあるが全ての駅に停車し、各停車駅の顔を立てたことから、新幹線はやはり「我田引鉄」、すなわち政治的妥協の産物であることを改めて認識させられた。本来「さくら」を新幹線直通列車の顔として大々的にアピールしたかったにもかかわらず、突如現れざるを得なかった「みずほ」はJR西日本、JR九州両社にとって聊か不本意なものとなってしまったのではなかろうか。

等と色々な事を想像した新年祝賀会のニュースであった。