かつて西鉄バスでは、福岡・北九州以外の都市間を結ぶ長距離特急・急行バスを多数運行していた。
例として大牟田~熊本間、久留米~山鹿間、久留米~佐賀間、久留米~飯塚間、佐賀~瀬高間等であるが、90年代以降急速に廃止が進み、その最後の生き残りというべき日田バス運行の高塚・日田~久留米・朝倉街道線も1日僅か2往復までその勢力を減少させながらも、なんとか踏みとどまってきたが、遂に10月1日に大幅に区間短縮されることとなった。
公式
平成24年10月1日 朝倉街道線・久留米線の廃止、杷木線・浮羽線の新設のお知らせ (PDF)
替わって急行杷木線・浮羽線が設定されるものの、こちらも関係各機関と路線の存廃について協議を行うとのことで、先行きは明るくない。杷木~日田間は高速バスの利用が可能で、しかも運賃が同額であるし、浮羽~日田間も久大本線が存在しているため、路線の存在意義もあまりないと思われ、完全廃止は時間の問題であると思われる。


朝倉街道線は1999年に導入された202が使用されている。日野の中型トップドアで、高速車・コミュニティバス車を除けば現在のところ最後の新製車である。


久留米線は199。同型だが1998年導入で、1年古い。西鉄グループでは珍しい横サボ。

朝倉街道線の202が使用できない場合は、久留米線の199が朝倉街道線で使用される。

久留米線の199が使用できない場合は、nimoca対応の高速車が代走する。702使用の急行。2011年8月27日撮影。

こちらは705、2012年2月29日撮影。

437、2006年1月7日撮影。既に廃車。

327。1994年11月27日撮影。既に廃車。

久留米発着の長距離路線の一つであった飯塚線。これも95年前後の撮影と思う。
過去の運行形態について
『福岡編西鉄時刻表 1987年6月号』によると、当時は久留米-日田-杖立間に特急が1日2往復(うち1往復は久留米-日田)、停車停留所はJR久留米・六ツ門・西鉄久留米・善導寺・田主丸中央・上吉井・上千足・鏡坂・川原町・日田バスセンター・小淵・中川原・中鎌手・松原ダム・杖立であった。西鉄の運行か日田バスの運行かは不明。急行は福岡編につき朝倉街道線しか記載がないが、朝倉街道-日田間を直通するものだけで上り19本、下り18本がある。なお、日田発着の便はJR二日市まで行くものもあった。久留米線については1998年の時点で今と同じ日田・高塚各1往復となっているが、久留米~日田の快速便が平日・土曜7往復、日祝6往復設定されていた。
例として大牟田~熊本間、久留米~山鹿間、久留米~佐賀間、久留米~飯塚間、佐賀~瀬高間等であるが、90年代以降急速に廃止が進み、その最後の生き残りというべき日田バス運行の高塚・日田~久留米・朝倉街道線も1日僅か2往復までその勢力を減少させながらも、なんとか踏みとどまってきたが、遂に10月1日に大幅に区間短縮されることとなった。
公式
平成24年10月1日 朝倉街道線・久留米線の廃止、杷木線・浮羽線の新設のお知らせ (PDF)
替わって急行杷木線・浮羽線が設定されるものの、こちらも関係各機関と路線の存廃について協議を行うとのことで、先行きは明るくない。杷木~日田間は高速バスの利用が可能で、しかも運賃が同額であるし、浮羽~日田間も久大本線が存在しているため、路線の存在意義もあまりないと思われ、完全廃止は時間の問題であると思われる。


朝倉街道線は1999年に導入された202が使用されている。日野の中型トップドアで、高速車・コミュニティバス車を除けば現在のところ最後の新製車である。


久留米線は199。同型だが1998年導入で、1年古い。西鉄グループでは珍しい横サボ。

朝倉街道線の202が使用できない場合は、久留米線の199が朝倉街道線で使用される。

久留米線の199が使用できない場合は、nimoca対応の高速車が代走する。702使用の急行。2011年8月27日撮影。

こちらは705、2012年2月29日撮影。

437、2006年1月7日撮影。既に廃車。

327。1994年11月27日撮影。既に廃車。

久留米発着の長距離路線の一つであった飯塚線。これも95年前後の撮影と思う。
過去の運行形態について
『福岡編西鉄時刻表 1987年6月号』によると、当時は久留米-日田-杖立間に特急が1日2往復(うち1往復は久留米-日田)、停車停留所はJR久留米・六ツ門・西鉄久留米・善導寺・田主丸中央・上吉井・上千足・鏡坂・川原町・日田バスセンター・小淵・中川原・中鎌手・松原ダム・杖立であった。西鉄の運行か日田バスの運行かは不明。急行は福岡編につき朝倉街道線しか記載がないが、朝倉街道-日田間を直通するものだけで上り19本、下り18本がある。なお、日田発着の便はJR二日市まで行くものもあった。久留米線については1998年の時点で今と同じ日田・高塚各1往復となっているが、久留米~日田の快速便が平日・土曜7往復、日祝6往復設定されていた。