トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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珍しく社民党を評価する

2010-05-28 21:48:00 | 時事
私は社民党の政治的思想、主義主張に対し全く相容れない立場である。
しかしながら、今回の福島大臣の一貫した行動に対し、政治的思想信条を越えた立場からエールを送りたい。

以前自民党のある議員が、郵政国会で造反し、衆議院選挙において自民党の公認を得られずに対峙した自民党議員を批判しつつも当選したという出来事があったが、いとも簡単に彼は自民党に詫び状を書いて復党した。結局信念よりも与党生活、権力生活への欲が勝っていたのであろう。

考えればこの頃が自民党凋落への坂道を転がり落ちる原点だったのかもしれない。
私はこれを契機に、自民党支持ながら暫くは自民党に投票しないことにした。

しかしながら福島大臣は、与党であるが故に得られる権益、地位よりも自らの信念・理念を貫いたのである。これは思想的立場を超えて賞賛すべきである。社民党は流石にこれを契機に連立を離脱するであろう、いや、しなければならない。

我々は社民党離脱で代わりに民主党に擦り寄ってくるであろう現・野党の一部勢力の言動と理念をしっかり見極める必要があるであろう。

かつてアメリカ大統領ケネディは就任演説において「what your country can do for You Ask what you can do for your country(日訳)すなわち国家が何をしてくれるのか、ではなくあなたが国の為に何をするのかだ」との詞を残した。

現在の日本において、私が最も投げかけたい言葉である。

私のような浅学非才な人間が最も国家に貢献する方法は、労働により税金を納めることぐらいであろうから、国家の為により一層労働に励んでいこうと思っている。