トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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全国準路面電車紀行  筑豊電鉄編1

2009-06-11 21:57:00 | 私鉄
筑豊電鉄は、路面電車タイプの車両が走るものの、鉄道であり、専用軌道区間は存在しない。
しかし、かつては西鉄北九州線と完全に一体化されて運用されており、しかも西鉄の100%出資による子会社であることから、西鉄北九州線の生き残りであるといえる、

車両に関しても、全車両が西鉄からの譲渡車、もしくは西鉄の機器流用車であり、車両面においても独自性が薄く、この点からも西鉄北九州線の生き残りであるといえる。

乗客減は深刻であり、輸送人員は最高を記録した1974年の3分の1以下になっており、列車本数も半減している。

しかし、それでも1時間に4~5本の運行があり、各駅も殆ど段差のない構造となっているなど利便性は確保されている。

車両は現在2形式がある。
2000形。西鉄福岡市内・北九州線の車両を組み合わせ、3両連接化したもので、7編成が在籍。1957~67年の製造で、筑豊電鉄移籍は1977~80年。



2001=2007年10月撮影。


2002=2008年10月撮影。


2003と2007=2008年10月撮影。