飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 57

2024-07-09 08:35:11 | サブリース事業

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     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    10
     1位は「焦がしニンニク醤油だれ」

     「あれ、1位じゃないの?」と思
     われたかもしれないが、1位は「
     焦がしニンニク醤油だれ」。この
     結果を受けて、しゃぶ葉の本社で
     開発を進め、部員は試食会に参加。
     「ああでもない」「こうでもない」
     と改良を重ねて、両方の商品が誕
     生したのだ。ちなみに、焦がしニ
     ンニク醤油だれの特徴は、にんに
     くを細かく砕き、油でじっくり揚げ
     ていること。九州ラーメン「黒マー
     油」から発想したオリジナルのつけ
     だれで、“味変用”に使っている人が
     多いようだ。
     (次回に続く)



     
       「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    9
     だしの募集で82の案でる
     さて、晴れて合格したメンバーは、
     どのような活動をしているのか。
     商品開発である。新だし開発プロ
     ジェクトを立ち上げて、「食べて
     みたいなあ。他の店で食べておい
     しかったなあ」と感じた「だし」
     を募集したところ、82の案が集
     まった。コミュニティー内で投
     票したところ、「博多豚骨だし
     」は2位だった。
     (次回に続く)


       「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    8
     熱量のある人を募りたかった

     なぜ入部にあたって、このようなハ
     ードルを設けたのか。しゃぶ葉を担 
     当する岡田智子さんに聞いたところ
     「お店に対して、熱量を感じられる
     人に集まってもらいたいと思ってい
     ました。同じ熱量がある人たちが集
     まれば楽しいことができるのではな
     いかと考え、あえて課題を設けまし
     た」とのこと。
     (次回に通d九)


    「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    7
    入部にハードルがある

    企業のコミュニティーサイトと聞くと
    「誰でも参加できるよね。さっきから
    何度も『しゃぶしゃ部』を目にするけ
    れど、ちょっと大げさでしょ」と感じ
    られたかもしれないが、入部するには
    高いハードルがある。「しゃぶしゃ部
    への志望理由、しゃぶ葉の好きなとこ
    ろ、コミュニティーへの期待、やって
    みたいこと」を書かなければいけない
    のだ。ゼロ回答であれば、不合格である
    。
    (次回に続く)


     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    6
    コロナ後の解決にしゃぶしゃ部を作る

    そして、アフターコロナである。お客
    がどんなことを考えているのか、どん
    なメニューを期待しているのか。「コ
    ロナ禍前の顧客データは当てにならな
    い」と感じていた店の担当者は、SNS
    などを使って“生の声”に耳を傾けてい
    たが、なんとなく「こんな感じかな」
    といったふんわりとした感覚にとどま
    っていた。新しいデータを集める方法
    はないか。お客から直接話を聞くこと
    ができれば、アンケートよりも解像度
     が高いのではないか。そんなことを考
     えて、しゃぶしゃ部をつくることにし
    たのだ。
    (次回に続く)




    「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    5
    なぜ「しゃぶしゃ部」と

    お肉だけでなく、野菜、カレー、めん
    類、スイーツなどが食べ放題になる
    コース(大人平日昼1539円~、夜1
    979円~。一部店舗によって違う)
    があって、このほかに薬味やタレな
    どもバイキングスタイルで楽しめ
    るようにしている。ファミリー層や
    若い女性に人気の飲食店であるが、
    なぜオジさんが好みそうなダジャレ
    をきかせた「しゃぶしゃ部」を立ち
    上げたのか。きっかけは、新型コロ
    ナの感染拡大である。ご存じのとお
    り、しゃぶしゃぶは1つの鍋を複数
    の人が食べるので「ひょっとしたら
    感染するかも」と不安を感じる人が
    増え、客数が減少した。
    (次回に続く)



 
    「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    4
    しゃぶ葉全国282店を展開

    しゃぶしゃ部とはどのような組織なの
    か、どのような活動をしているのか、
    商品はどのようにして生まれたのか。
    その秘密を紹介する前に、しゃぶ葉に
    行ったことがない人もいると思うので、
    簡単にお店のことを紹介しよう。同店
    が誕生したのは、2007年のこと。しゃ
    ぶしゃぶ食べ放題の専門店として、全
    国に282店(2024年3月31日現在)を展
    開している。
    (次回に続く)




    「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    3
     新開発出しに5.3倍の注文

     しゃぶ葉のスタッフと部員が新しいメニュー
     開発に取り組み、「博多豚骨だし」を
     完成。豚骨・鶏がらエキスに魚醤(し
     ょう)を合わせただしを提供したとこ
     ろ、どのくらいの反響があったのか。
     商品選択率を見ると、過去のフェア
     と比較して「5.3倍」もの数字をたた
     き出したのだ。


九州霧島黒豚&牛みすじ 食べ放題

水餃子とお好みの野菜を煮込んで博多のご当地グルメ“炊き餃子風”に

      ’次回に通d九)


     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
      山車がすごい  連載    2
     つながる場の提供
     2023年6月、ロイヤル顧客プラットフ
     ォーム「coorum(コーラム)」を
     手掛けるAsobica(アソビカ)と組ん
     で、「しゃぶしゃ部」を立ち上げる。
     コーラムの特徴は、コミュニティー
     の運営や顧客の嗜好(しこう)など
     を分析できること。今回のケースで
     いえば、オンライン上で「しゃぶ葉
     の担当者と部員がつながる場」を提
     供している。
     (次回に続く)


     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
      山車がすごい  新連載    Ⅰ

     野球部、サッカー部、水泳部……帰宅部
     もあったような。学生時代にスポーツ
     や音楽などの部活動にチカラを入れて
     いた人も多いだろうが、「しゃぶしゃ
     部」をご存じだろうか。「なんだよそ
     れ。ひょっとして、しゃぶしゃぶを楽
     しむクラブなの?」などと思われたか
     もしれないが、100点満点で言えば「
     20点」といったところ。答えは、すか
     いらーくレストランツ(東京都武蔵野
     市)のしゃぶしゃぶ店「しゃぶ葉」が
     運営しているファンコミュニティーの
     ことである。
     土肥義則 ITmedia
     (今回新連載です)



     バナナが食べれまくなる
     未来も     最終回   23
     応援してほしい
     最後は日本の会場に向かって「消費者の
     みならず各国の政府にもこの問題に立ち
     上がってほしい。フェアトレードを支持
     する政策をつくるなどして、農家をしっ
     かりとサポートしてほしい。未来に向け
     て希望を持ち続けていきたいので、ぜひ
     ガーナのカカオ農家を、ガーナのカカオ
     を使ったフェアトレードのチョコレート
     を応援してほしい」と呼びかけた。
     (今回最終回です)

     バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   22
     カカオ農家。現在一番苦しい時期

     「現にカカオだけに収入を頼っているカ
     カオ農家は、今ガーナの中でも最も経済
     的に厳しい状況に置かれた人々だ」とい
     う。それでもKpabitey氏は「私はこのカ
     カオ栽培を誰かに強制されてやっている
     わけではない。自分自身がやりたくて、
     パッションをもって取り組んでいる」と
     前を向く。「これからもみんなが誇りを
     もってカカオの栽培を続けていけるよう、
     生産者セクターを変えていきたい」と。
     (次回最終回です)(



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   21
      カカオは収穫まで3~4年かかる
      これまでにも病害に悩まされることは
      あったが、「直近で経験している病害
      は、今まで経験したことのないもの。
      木が枯れて、実がつかなくなるという
      非常に深刻な状況」であり、そこから
      再生しようとしても、カカオは木を植
      えてから収穫までに3~4年はかかるた
      め、収入にはなかなかつながらない。
      (次回に続く)


      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   20
      沙希門価格が高騰でも手取りは少ない
      現在、気候変動による生産量の減少な
      どを背景に、国際市場における先物取
      引価格が過去1年で3倍の価格に跳ね上
      がり、「銅」よりも高価になっている
      というカカオ豆。だが、Kpabitey氏は
      「国際マーケットが高く推移している
      と、その分農家も潤っているように思
      えるかもしれない。しかし、さまざま
      なコストを差し引くと、手に残る部分
      は非常に少ない。現実はまるで反対だ
      」と強調する。
      (次回に続く)


      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   19
      生産者の思いを改めて伝える

      最後に会場と現地をオンラインでつな
      いで行われたガーナのカカオ生産者、
      Bismark Kpabitey氏との対話から、生
      産者の思いをあらためて伝える。


参加者がガーナのカカオ農家を代表するBismark Kpabitey氏と
オンラインで対話を深めた交流会の様子(4月25日、東京都内)

      (次回に続く)

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   18

      2050年をイメージしたコーヒー
      やチョコクッキーの提供も
      記者会見後の交流会には、アク
      ションキャンペーンに参画する
      さまざまな企業や団体のメンバ
      ーが参加した。

      会場では気候変動がさらに進ん
      だ2050年の状況をイメージし、
      グラスに半分しか注がれてい
      ないアイスコーヒーや、チョ
      コレートの量が極端に少ない
      チョコクッキー、病害により
      絶滅の危機に瀕しているとさ
      れるバナナの状況を踏まえ、
      通常の4分の1サイズしかない
      甘酒入りのバナナケーキなど
      が提供された。
      (次回に続く)

     

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   17

     3. カカオ  4 メッセージ

      最後に、日本の企業と消費者に
      以下のメッセージが届けられた。

    日本のビジネスパーソンや消費
    者に「今こそフェアトレード
    品を選ぶ時」だと伝えたい。そ
    の行動によって原材料を作って
    いる私たち農家に適切な報酬が
    届く。次世代のためにより良い
    未来をつくるにはフェアトレー
    ドをビジネスに取り入れ、フェ
    アトレード商品を優先的に購入
    することが欠かせない。日本の
    皆さん、ぜひフェアトレードに
    取り組んでください
    (次回に続く)


     

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   16

     3. カカオ  3


     気候変動に様化図る

     フェアトレードによる気候変動の
     緩和対策としては、ガーナ国内最
     大規模の生産者団体では、約400
     の農家がダイナミック・アグロフ
     ォレストリー(森林農業)を導入
     し、CO2を吸収する木の植林と多
     毛作による収入の多様化を促進し
     ている。カカオ農園の周辺に自然
     の緩衝地帯を構築することで乾期
     の長期化や雨期の変化に対応する
     とともに、副産物として収穫され
     る農産物により農家の生活と収入
     をサポートする取り組みを進めて
     いる。
     (次回に続く)


     

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   15

     3. カカオ  2

     カカオ豆の生産地、ガーナからは
     以下のような報告があった。

   生産量が劇的に減少した。シー
   ズンの終わりに約1トンの収穫
   ができていた土地から1~2袋(
   60~120キロ)しか取れないこ
   ともある。生活のために農家を
   辞める若い人が多い。
   (次回に続く)




      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   14

     3. カカオ  Ⅰ
     気候変動に弱い

      カカオは干ばつに敏感で、気温
      の上昇と降水量の減少が生育と
      収量に影響を与える。エルニー
      ニョ現象によって気候上昇と降
      雨パターンに変化が生じ、豪雨
      によってカカオの実を腐らせる
      病気が拡大。フェアトレード・
      ラベル・ジャパンによると、主
      要産地のガーナとコートジボワ
      ールは、2050年にはカカオ生産
      地に適さなくなるとの複数の調
      査結果も出ている という。
      (次回に続く)


      

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   13

     2. バナナ 4 

      最後に、日本の企業と消費者に
      以下のメッセージが届けられた。   
      
      欧州の市場は気候変動から人権
      などあらゆる側面においてサス
      テナビリティに重点を置いてい
      るが、日本市場では「品質」に
      重きが置かれている。日本は品
      質へのこだわりが強く、高品質
      なものには支払う傾向があるが、
      その価格に「持続可能な農業」
      と「適切な賃金」の側面を入れ
      込むことで、可能性が広がる。
      フェアトレードはその原動力に
      なる。
      (次回に続く)



     

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   12

     2. バナナ 3 


     「サステナブル・バナ
     ナ・プログラム」
     フェアトレードによる気候変動の緩
     和対策としては、病原菌に抵抗力が
     あり、乾期にも強い土壌をつくる技
     術を提供する「サステナブル・バナ
     ナ・プログラム」を実施した。生産
     コストを抑えながら、生産量を増や
     すことで生活賃金を守る取り組みを
     している。ラテンアメリカでは、フ
     ェアトレードのおかげで農業を続け
     られる農家が多くおり、ユニークで
     イノベーティブな実践を積み重ねて
     いる。
     (次回に続く)
     

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   11

     2. バナナ 2 


     気候変動 難しい課題    

     バナナの生産地、ドミニカ共和国など
     ラテンアメリカとカリブ海諸島から
     は以下のような報告があった。ハリケ
     ーンや熱帯低気圧が通る位置にあり、
     頻繁に強風や洪水の被害に遭ってい
     る。気候変動が非常に難しい課題とな
     っている。
      (次回に続く)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   10

     2. バナナ Ⅰ 

      バナナは適切な温度と湿度管理が不
      可欠な作物で、もともと気候変動に
      対する脆弱性が高い。それに加え、
      バナナを枯らす病原菌が流行してい
      る状況だという。ベトナムでは病原
      菌の影響で25年以内に最大71%の土
      地がバナナの生産に使えなくなると
      の研究もあり、“絶滅”の可能性まで
      指摘されている。フェアトレード・
      ラベル・ジャパンによると、20年以
      上価格が下げ止まりの状況を受けて
      、フィリピン政府は2022年、日本の
      小売業界に異例のバナナの値上げ要
      請を行ったという。
      (次回に続く)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   9
      日本へ メッセージ

      最後に、日本の企業と消費者に以下
      のメッセージが届けられた。私たち
      は、上記の活動によって、「カーボ
      ンフットプリントを削減し、それに
      関わる活動を支援したい」と考えて
      いる企業がいることを学んだ。日本
      の企業も関心領域を特定し、私たち
      のような生産者組織と協力して、消
       費者のニーズを満たしながら生産現
      場での課題解決につなげるべきだ。
      (次回に続く)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   8
      気候変動に対する緩和策

      フェアトレードによる気候変動の緩
      和対策としては、オランダと英国の
      フェアトレード組織と、それらの認
      証取得企業によって手厚い支援を受
      け、クライメート アカデミーを3つ
      の協同組合に導入できたという。ア
      カデミーでは持続可能な農法として
      、土壌保全と水保全を強化し、コー
      ヒーの生産性を上げることに取り組
       んでいる。
      【次回に続く)

      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   7

      コーヒー豆の生産地、ケニアからは
      以下のような報告があった。

   従来は4月と10月に開花していたコー
   ヒーの開花時期が大きく乱れている
   。ほぼ1年中咲いているため、剪定
   の適期が分からない。不安定な降雨
   によって実がしっかりと成熟しない。
   実が熟していると思って収穫しても
   中に何もないことがある。
   (次回に続くf)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   6

     1. コーヒー

      コーヒーは、気候変動によって“さび
      病”と言われる木の病気や虫害が増加。
      生産量が低下し、主要品種であるアラ
      ビア種の栽培地は2050年には50%減少
      すると予想されている。フェアトレー
      ド・ラベル・ジャパンによると、コー
      ヒー豆の国際価格は2024年3月に最高
      値を更新したという。
      (次回に続く)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   5
      気候変動の影響

      今年のテーマは「フェアトレード×気
      候変動」。キャンペーンの開始に先
      立って東京都内で開かれた記者会見
      では、気候変動の影響が大きく出て
      いるコーヒー豆とカカオ豆、そして
      バナナに焦点を当て、気候変動によっ
      てそれぞれが置かれている状況の解説
      があった。また3つの生産地から、自
      身も農家であり、フェアトレードによ
      る収益を生かして仲間を支援する活動
      を行う代表者が、日本の企業と消費者
      に対して語りかけるインタビュー動画
      が流された。ここでは、それらの内容
      を、農産物ごとにまとめて紹介する。
      (次回に続く)



      バナナが食べれまくなる
      未来も     連載   4
      日本は認知度が極端に低い

     一方、フェアトレード・インターナショ
      ナルの本部があるドイツは3250億円(
      2022年)と、日本の約17倍に当たる。
      1人当たりの年間購入額も1位のスイ
      スは日本の92倍の1万4400円(同)に
      上る。 これに対し、もともとフェア
      トレードに対する認知が高い欧米と、
      日本とでは市場の規模が違うという
      前提があるものの、「その差を少し
      でも縮めよう」と、2021年から同法
      人が全国の企業や団体とともに実施
      しているのが「フェアトレード ミリ
      オンアクションキャンペーン
」だ。

      (次回に続く)



     バナナが食べれまくなる
     未来も     連載   3
     市場200億円超える

     同法人が毎年実施している調査によると{
     、2023年の国内フェアトレード認証製品の
     推計市場は過去最大の211億円と、初めて2
     00億円を突破した。


国内フェアトレード認証製品の推定市場規模(画像:ライセンシー各社
からの認証製品販売報告をもとに認定NPO法人フェアトレード・ラベ
ル・ジャパン作成)

    この約10年で見ると、2014年の94億
    円から2.2倍に増え、国民1人当たりの
    年間購入額も79円から169円へと倍増
    した。大きな理由は、ここ3~4年で
    サステナビリティやSDGsの認知度が
    急速に高まり、「日常生活の中でで
    きる社会貢献」としてフェアトレー
    ド商品を選択する人が増えているこ
    とが挙げられる。
    (次回に続く)




    バナナが食べれまくなる
    未来も     連載   2
    フェアトレード月間
    アフリカや南米の生産地は今どの
    ような状況で、日本の企業や消費
    者にどんな行動を求めているのか
    ──世界的なフェアトレード月間
    である5月に合わせ、このほど認
    定NPO法人フェアトレード・ラベ
    ル・ジャパンが開催した記者会見
    で紹介された生産者の声を届ける。
    (次回に続く)

    バナナが食べれまくなる
    未来も    新連載   Ⅰ
    気候変動の影響

    深刻化する気候変動を背景にカカ
    オ豆やコーヒー豆などの生産量が
    大幅に減少し、国際市場での先物
    取引価格が高騰している。日本で
    はそこに円安が追い打ちをかけ、
    原料や商品の値上げが続く。それ
    でもコーヒーやチョコレートを筆
    頭に、フェアトレード商品の売り
    上げは大きく伸びているという。
     もっとも欧米と比べて日本のフ
    ェアトレード市場はまだまだ小さ
    く、取り組みが追いついていない
    のが現状だ。
    廣松智子 SB-J
    (今回新連載です)



    物流は「宝の山」
             最終回  11
    ロジステック

    軍事用語に「ロジスティクス」と
    いう言葉がある。日本語では「兵
    站(へいたん)」と訳され、戦争
    の際に前線に必要な物資を供給す
    ることを指す。この出来栄えが、
    戦争の勝ち負けに大きな影響を与
    えることはいうまでもない。かつ
    ての日本軍は、この兵站が脆弱だ
    ったために太平洋戦争に敗北した
    としばしばいわれている。工場も
    同様だ。いかに生産工程という前
    線に物資を効果的に届け、工場効
    率化によって他社との戦いに勝ち
    抜くかということである。それだ
    けに今回のテーマである供給作業
    の重要性を改めてご理解いただけ
    れば幸いである。
    (今回最終回です)



    物流は「宝の山」
              連載  10
    生産工程は供給作業者の指示通り

    供給作業者は生産開始ギリギリ前
    に生産に必要なものを必要な数量
    だけ届けるため、生産工程はその
    タイミングでその数量分だけしか
    生産できないことになる。部品な
    どを届けると同時に、供給作業者
    は生産指示も届けるので、生産工
    程はその指示に従う必要があるの
    だ。さらに供給作業者が届ける完
    成品用容器は生産指示数量が入る
    数だけなので、仮に何かしらの形
    で必要以上の生産を行ったとして
    も入れる容器が無いということに
    なる。これで「つくりすぎ」は制
    限され、工場内在庫の削減につな
    がるのである。
    (次回最終回です)



    物流は「宝の山」
              連載  9
    生産過剰

    これらが当てはまる工場は、在庫
    が減らない、生産効率が向上しな
    いといった課題があると考えられ
    る。生産ペースが現場に委ねられ
    ていると、自由度が高く一見効率
    的に見えるかもしれない。しかし
    実態はそうでもない場合が多い。
    実際に問題となっているのが「つ
     くりすぎのムダ」を発生させてし             
    まっていることだ。この問題は、
    生産のコントロールがきちんとで
    きていないことによって生じる。
    生産工程が自律的に行動できる
     こと自体は悪いことではないが、
    一定の規律も必要である。それ
    を供給作業で補っていこうとい
    うことが、定義の趣旨でもある
     のだ。
    (次回に続く)



    物流は「宝の山」
              連載  8

  「在庫削減」という宝を掘り出せ

    そしてもう一つの宝を紹介しよう。
    その宝は、一般的に次のような生
    産を行っている工場から見つかる
    傾向がある。

  • 完成品在庫を多数抱えており、その
    在庫から出荷を行っている
  • 生産計画は月間生産数のみ提示され
    ており、生産タイミングは生産工程
    に委ねられている
  • ロット生産を行っており、なかなか
    ロットの小型化が進まない
  • 生産のペースが作業者に委ねられ
    ており、ムラがある。
      (次回に続く)



     物流は「宝の山」
               連載  7
     生産・品質向上が最初の宝

     これらのムダが解消されるだけで
     も、生産効率は大幅に改善される。
     部品などを取る時の判断間違いに
     よる品質不良も削減できる。もち
     ろん、現時点で定義通りの供給作
     業を実施していなかった場合、そ
     の通りに実行することで一時的に
     物流作業工数が増えるかもしれな
     い。しかしそれを補って余りある
     効果が生産工程で生み出されるの
     である。まさに「損して得取れ」
     だ。これらのムダ解消による生産
     性向上と品質向上が最初の宝であ
     る。
      (次回に続く)



     物流は「宝の山」
                連載  6
     無駄の解消例

    ・部品などを取る時に発生する歩行や
     伸び上がりなどの動作

    ・部品などが絡んでしまっている場
     合それをほぐす動作

    ・部品などの包装材や容器のハン
     リング

    ・今使う部品などを選択する判断作
     業   
    ・判断ミスによる誤組み付け
     (次回に続く)




     物流は「宝の山」
                 連載  5
     生産性のロスの解消

     供給作業の品質次第で、生産効率は向
     上も低下もする。もし定義通りの作業
     ができれば、一般的に生産工程で見ら
     れる次のようなムダが解消される(図2)。


生産工程への供給品質の低下

      (次回に続く)


      物流は「宝の山」
                 連載  4
      どんな宝が見つかるか

      ・資材や部品は納入容器から取り
      出して供給する

      ・資材や部品は使う順番で供給する


理想的な生産工程への部品の渡し方

       これらの供給作業を定義通りに行っ
       たとしたらどのような宝が見つかる
       だろうか。これから確認していこう。
       (次回に続く)



       物流は「宝の山」
                 連載  3
       大切なタイミング

       供給作業とは、生産ラインに必要
       な部品や資材(以下、部品など)
       や、完成品を入れるための容器と
       生産指示情報を届ける作業のこと
       である。大切なことは“届け方”で
       あるが、それを定義すると「次の
       生産に必要なものを、必要な数量
       だけ、必要なタイミングで届ける」
       ということになる。当たり前のこ
       とかもしれないが、これがきちん
       とできている工場はそれほど多く
       ない。特に重要な要素が「タイミ
       ング」である。タイミングは「生
       産開始のギリギリ前」が望ましい。
       供給遅れは当然許されないが、早
       く届けすぎてもいけない。これを
       コントロールできる物流を目指し
       ていきたい。
       (次回に続く)



       物流は「宝の山」
                 連載  2
       物流自体の効率化とは限らない

       さて物流という宝の山を掘る時に
       注目したいことがある。掘った時
       に出てくる宝は何も物流自体の効
       率化とは限らない。それよりもも
       っと大きな宝が出てくることもあ
       るということだ。それが今回のテ
       ーマである「供給改善」の結果生
       じる「生産の効率化」である。こ
       の供給改善は工場の本質である生
       産自体の効率化につながるため、
       物流改善の初期段階で取り組むこ
       とが望ましい。それでは早速、供
       給改善のポイントを確認していこ
       う。
       (次回に続く)



       物流は「宝の山」
                新連載  Ⅰ
       40年前から言われている

       40年以上も前から「物流は宝の山」
       と呼ばれてきた。改善のメスが入
       っていないため、効率化のネタ(
       宝)が山ほどあるということだ。
       そうはいってもどうやって宝を見
       つけたらよいかが分からずにいる
       ため、40年前と大きな変化はない
       と思われる。


写真はイメージ(提供:ゲッティイメージズ)
      仙谷憲一  ITmedia
      (今回新連載です)




      

      TS、SEVENTEENを擁するHYBE 
      ゲーム事業に参入するワケと勝算
              最終回   18    


      今迄になりゲームの具現化が必須

      チョン代表が日本のゲームで感銘
      を受けたのは「真・三國無双シリ
      ーズ」や『悪魔城ドラキュラ -キ
      ャッスルヴァニア-』などだそうだ。
      日本のゲームにも親しんできたこ
      とが分かる。彼の話を通じて、HY
      BEとHYBE IMの企業風土、慣習、
      マーケティングなど多くのものが
      日本のスタイルとは異なるように
       見えた。ゲームを作る時のストー
      リーもコンテンツ化するという
      アイデアは日本人にはあまりな
      いかもしれない。彼らのゲーム
      事業の成否は、今までのゲーム
      業界になかったことを具現化、
      製品化できるかにかかっていそ
      うだ。
      (今回最終回です()


      

      TS、SEVENTEENを擁するHYBE 
      ゲーム事業に参入するワケと勝算
               連載   17    


       
      これからが激しくなる
      「当社もAIの研究をしていますが、
      いかなる状況でも創作者の権利を
      侵害してはいけないと考えていて
      、その範囲の中で利用していくと
      いう状況です。例えば『BTS Islan
      d:インザソム』というパズルゲー
      ムを開発した時、難易度を設定し
      ないといけませんでした。何十万
      回とプレイしたAIが、難易度設定
      について私たちに提案してくれ
      て、それをベースに設定しました
      。とにかくAIは、まだ社会的な
      合意も形成されておらず、法律も
      整備されていないため、慎重に扱
      っていきます」
      (次回最終回です)
    

      TS、SEVENTEENを擁するHYBE 
      ゲーム事業に参入するワケと勝算
               連載   16

       ゲーム以外の周辺部分も
       コンテンツに

       筆者が面白いと感じたのは「開発
       は360度=全方位」だとチョン代表
       が話したことだ。「良いゲームを
       製作するのはもちろん、ゲームを
       作る時のストーリーも面白いです
       し、プレイ中のユーザーの話も面
       白いのです。それもコンテンツ化
       できると思っています。例えば、
       HYBEで歌を作る時のドキュメン
       タリーがあったりしますが、HYB
       E IMとしてもゲームのみならず、
       面白い話を発掘して、何かできた
       らいいと考えています」AIが世界
       的な広がりを見せているが、ゲー
       ム業界でも活用方法は何か考えて
       いるのか。
       (次回に続く)


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