いろいろ やじうま!

散歩中や、町の中で出会った事などやじうま精神でおべんきょう!

父の・・

2007-06-15 | Weblog
   


    この布地は父のワイシャツの布地です。残り布です。
    
    以前、お人形を造っている人に頼まれて
    人形の服を作っていた時期がありました。
    10cm以下の小さなものから50cm位の大きな人形、
    ピエロや物語の登場人物を作ったりもしました。

    「大草原の小さな家」の登場人物の服を作った時に
    男物のシャツやローラたちの服に小さな柄の布地が
    大量に必要となって買い集めたりしていた時がありました。
    
    その時母が、父のワイシャツの残り切れがあるからと
    出してくれたのがこれです。
    仕立て人が律儀な人だったのか
    残り布がきっちりと同じ形になっているのが面白くて
    貰っておきました。
    (同じパターンで作るのだから同じ形に残るのは当たり前
    だけれど、普通四角にカットしてくるとかね・・)



          
    結局その時はこれは1,2枚位した使用しなかった。
    後で違う人形のブラウス等になったと思う。

    その頃は父はまだ生きていたけれど人形展などは
    一度も見に来てくれなかった。
    そういうタイプの人ではなかったし、頑固だけれど優しい父だった。
    私の頑固で融通が利かないところは父に似たのかな・・

    先日、売るほど持っている布地の整理をしていたら
    この布地が出てきて、眺めていたら「結構お洒落な柄だわ」と思った。
    なんだか嬉しかった。
    
    父が生きていたら、今年96歳になるんだわ。





    


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
センスがいいですね。 (かじかじ)
2007-06-16 00:32:49
なんとセンスのいい事ですか。さりげなくおしゃれでダンディーな、お方だったのでしょう。
ちなみに、僕の父も生きていれば、74歳でした。
昔の人って (リクK)
2007-06-16 00:44:45
かじかじさん
父の時代の人達って、結構お洒落だったんですね。
サラリーマンでしたから、ワイシャツが命かな。

この布地は、しっかりと取っておくつもりです。

お父様は早くになくなられたのでしょうか、
今でしたら74歳でも早すぎる感がありますが・・
綺麗な色合い (あやめ)
2007-06-16 20:29:19
これ、いろんな色違いで、
繋いで、パッチワーク風の
夏物ワンピが、できそう。
お人形に、息吹きかけるの良いけど
おとうさまの、ワイシャツ生地で、
自分のものを、つくられて、袖を通すもの
よいかな。て、思いましたよ。
ワンピース? (リクK)
2007-06-16 22:38:14
あやめさん
パッチワークですか、良いアイディアですね。
でもワンピースなんて無理です~
だって残り布ですから、そんなに大きくないんですよ。

でも何か違うものなら出来るかも知れませんね。
う~ん、考えてしまいますね。
父・・・ (ダラママ)
2007-06-17 21:46:10
りくKさん、私も父のことをおもいだしてしまいました。
生きていれば、85歳になります。
もう、亡くなって15年・・・。
私の父も、銀座でスーツを(あの頃は背広といいましたね)作っていて、両親のお供で、一緒に行ったのを覚えています。
私が大人になってからは、父のネクタイを選ぶのは、私の役目でした。
とても、穏やかで、やさしい、楽しい父でした。

親ほどありがたいものはないですね。
どんな時でも、味方になってくれて・・・。

もっと、もっと、親孝行をしておきたかったです。
スーツ (リクK)
2007-06-17 22:28:22
ダラママさん
確かにあの頃は背広でした。スーツとは女性の着る物だと思っていました。
お父様、銀座で作らせていたんですか、さすがですね。
きっとダンディーなで素敵な方だったのでしょうね。
だっておじい様もそういう方だったのでしょう?

本当に親ほどありがたいものはないでしょうね。
親孝行しなくてはと思っていながら
たまに電話する程度になってしまって・・反省です。

Unknown (ヨウイチ)
2007-06-18 19:11:18
96歳ですか・・・。
じゃあ、リクKさんは
僕より年上なんでしょうね。

ウチはまだ喪中です。
85歳でした。
年上ですっ!! (リクK)
2007-06-18 21:37:24
ヨウイチさん、
ひよこちゃんのような可愛い孫が数人居てもおかしくない
トシですよ。
きっと長男とヨウイチさんはあまり年が違わないと思います。

ヨウイチ家は、まだお父様の納骨が済んだばかりですから
お寂しい事でしょうね。
Unknown (ふじっ子)
2007-06-21 19:08:58
お父様・・・お洒落だったんですね。
いいものを長く着る時代から、今ではスーツも一万円を切る時代ですもんね。
手を入れた品物は、やはり着たときに違います。
裁断のときから違うんですよね、
私達は、洋裁を習ってる頃にあまった布でハンカチを作ったり、ショーツを作ったりした子もいました。
私の父が88歳・米寿の祝いを去年の暮れにしたところです。
私はひとりっ子ですが・・・戦争に外地に行ってたので遅い子なんです!! ここを強調して・・・あはは・・・
リクKさんとは、歳の話から・・・何かと合いそう~。
父は・・ (リクK)
2007-06-22 00:42:17
ふじっ子さん
父はお洒落だったとは思いませんが、
昔の人って体にきちんと合ってないとダメだったのかもしれませんね。
甲高幅広の足だったので、合う靴がないと言って
靴も作ってもらっていたようです。
それも何時も同じ形の靴です。笑えますでしょ。

私の方母が昨年米寿のお祝いしました。
今も、何とか元気でおります。
歳は私が勝っているようですが、どうぞよろしくお願いいたします。そうそう、今年の夏用服(自分の)作り続けていて
ちょっと腰痛のリクKです。  おばかでしょう。

コメントを投稿