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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

40年目の5月15日

2012-05-16 | 平和
沖縄県が日本に復帰して40回目の5.15

95年に米兵による少女暴行事件がおこり

日米間での地位協定見直しや

基地返還へのロードマッブ作成へと

動き出したものの

結果的に
地位協定も改定にはならず
運用改善にとどまり
基地問題も
県内移設に
押しとどめようとしています

この12年間

何が進展したのだろう

沖縄の基地問題は
返還協定に根っこがあるし

返還に伴う密約問題を描いた山豊子原作のドラマが放送を終えたのも記憶にあたらしいですね

もっと言えば
第二次世界大戦中の沖縄戦だ

こんなことは
みんな知識としては
知っているはず

けれど、基地対策「振興費」という化けの皮で
多くの市民がごまかされている

あるニュースで
大学の教授が言っていた
「沖縄が自立するためにも経済依存をしない方策に転じるべきだ」

空いた口がふさがらない

基地をNOと言い続けた
沖縄県民の良心を
札束で叩いて、「振興費」とセットに
基地の弊害を押し付けてきた本土の人間が言うべき発言か!

基地の代償に押し付けていたお金が

沖縄に本土資本を呼び寄せ
沖縄の地場産業を潰してきた

沖縄の自然を破壊してきた

第一次産業を縮小させ

公共事業に依存する経済構造を作らせてきた

復帰40年

普天間問題も暗礁に乗り上げている「今」になって

沖縄が振興費に依存しない経済を。
…だれがそんなことを言えるのだろう

「依存」しているとしたら
させてきたのは日本政府なのだから。

基地は
騒音は

ちょっとでもあれば
その被害は変わらない。

「移転により減った」というのは
机上の論理だ

「100」が「50」になったところで何も変わらない。

「1」 か 「0」 の問題なのだ。

神奈川県でも
厚木基地周辺の住民しか、この気持ちはわかってもらえないだろう

沖縄県に基地を押し付けてきた本土の
神奈川県の人間でさえも、こう思う

沖縄県の人にとっては
その思い、推し量るにも重い…

基地は生活や文化を破壊し何をもたらすのだろう

北東アジアの安全?

作られた「仮想敵国の脅威」に惑わされて

日常の安全は捨ててもいい…そんな勇気が

日本中の市民にはあるのだろうか

梅雨入りをした復帰40年目の5月15日
厚木基地の騒音に頭痛をさせながら
思った