遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

節分と恵方巻

2019-02-03 16:44:09 | 俳句
平成31年2月3日(日)

節 分 : 節替わり

節分、大須観音


節分は本来、二十四節気の気候の移り変わる立春
立夏、立秋、立冬の前日の総称。
それが次第に立春の前日の年越の夜を指す様に
なったものである。
二十四節気は立春から始まり、大寒をもって一巡
するが、その大寒の最終日が節分である。
翌日が立春なので待ちに待った春を迎える喜びに
浮きたつ気分である。
この夜、邪気を退散させるために家々では戸口に
焼いた鰯の頭と柊の枝を挿し、豆撒きを行う。
自分の年の数だけ豆を食べる風習がある。
最近では神社仏閣が競って、芸能人や力士等を
呼び豆撒きをさせ、参拝者客に豆撒きをさせる。



今年のこの地方の恵方は、東北東の「竜泉寺」
(名古屋市守山区)となる。

一方で、年々節分に「恵方巻」を食べる習慣が、
ヒートアップし、昨年その売れ残ったものの廃棄
処分が大問題となった。
大学の先生が問題の指摘をなされ、「恵方巻」の
廃棄に依る試算は約10億3千万円」となる。
実際にはその処理費用等が加算されると莫大な
費用が掛かる。
毎年、日本では「おにぎり、弁当、クリスマスケーキ
等」の膨大な食品ロスがなされ、大量処分される。
これについて「厚労省」も重い腰を上げ「通達」を
された様だが、今年も相変わらず」の商戦が、、
何の反省もなく、、、





世界には難民や生活困窮者が溢れてをり、その日の
食料もなく、大量に餓死者が出ている、、、。
日本人は何時までこんなバカげた(贅沢)事を
続けているのか、、、、。
既に「安倍のミクス」は失敗とも言われ、日本を
取り巻く政情(経済)不安が迫って居ます。
もう直ぐ其処に日本人の貧困層が増えつつ在る
様で、、、、。


今日の1句

節分夜街の狂騒恵方巻        ヤギ爺





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