遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会例会

2018-11-11 16:30:18 | 俳句
平成30年11月11日(日)

潮路句会11月例会

日 時 : 平成30年11月10日(土)13:00~
場 所 : 大手コミュニテイ・センター
兼 題 : 1)立冬、2)花八つ手、3)当季雑詠

久しぶりに全員揃う句会です。
隣室からは学区子供連の太鼓の練習の音、、、、
他の部屋では女性会の会合がある様です。


今月の兼題の「立冬」は、未だ連日暖かな日和が続き、
枯葉は舞うものの冬の気配がなく、作句に戸惑いも、、
もう一つの「花八つ手」は、最近街中では余り目に
しませんが、吟行の折りに神社や寺を訪れ、手水場で
亦、小料理屋等の御手洗い等の脇でお目に掛る様で、
その辺りを詠む句が多い様でした。


潮路抄

太るだけ太り芋虫まろびけり      玲 子


雪吊の影を揺らして池の鯉       志げお


ふわりきて背に隠るる雪ばんば     美智子


坪庭の暗きに仄と花八つ手       勝



枯蓮の落ち武者のごと茎の折れ     輝 子


茶屋の裏日差し乏しき杜鵑草      魚 青


一人鍋出して心の冬支度        政 子


降る雨に色鮮らけし実万両       美智子


冬に入る暦の薄くなりにけり      セツ子


をかしうて亦哀しげな案山子かな    ヤギ爺




※雪ばんば : 雪蛍、綿虫

 次回句会は12月8日(土)13:00 ~
 兼題 : 1)冬紅葉、2)障子、3)当季雑詠
 10句提出下さい。


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