遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

フウセンカズラ

2021-07-01 16:40:46 | 日記

令和3年7月1日(木)

風船蔓 : フウセンカズラ

ムクロジ科の多年生蔓草、熱帯アフリカ原産

世界の熱帯、亜熱帯に広く野生化している。

英語名は、バルーン・パイン(風船の蔓)

本来は多年草だが、耐寒性が弱く日本では越冬するのが

難しいため、一年草として扱われている。

観賞用にも広く栽培され、近年ではグリーン・カーテン

として庭先に植える家も多い様だ。

葉腋から長い花序を出し、下部の花柄が巻きひげとなる。

葉は三出複葉、小葉は軟らかく粗い鋸歯がある。

7~9月頃に白い小さな花をつけ、三稜のある風船状の果

実を付け袋が枯れて皮が茶色くなると、黒地に白いハート

形の種子が3粒出来る。(属名をハートの種という)

この種の模様は猿の顔の様にも見え、とても愛嬌がある。

栃の実を少し小さくしたくらい大きさ。

 

最近、フウセンカズラをゴーヤの様に軒先に植えて、緑の

カーテンとされるお宅が増えて来た。

全体的に色合いが柔らかく、爽やかな感じにさせる。

茎は細くしなやかなので、日光を遮り過ぎず、程よい風と

木漏れ日を楽しめるので、人気があるそうだ。

 

今日の1句

なすがまま風船蔓ゆれてをり   ヤギ爺



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