遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

着ぶくれ

2022-01-22 16:44:10 | 日記

令和4年1月22日(土)

着ぶくれ

何枚も重ね着したり、分厚い綿入れやダウンジャケットを

羽織ったりして、身体が膨れて見えること。

寒さを防ぐためであるが、着ぶくれすると動作が鈍くなり

動きがゆっくりと、何となくユーモラスな響きのする季題

でもある。

特に子供や老人(ヤギ爺も)等の、恰好を気にすることも

なく着ぶくれて行き交う人々の姿をよく捉えた表現で、何と

なく親しみを感じる言葉であろう。

反面、真冬に上っ張りも着ず寒さに震える姿はどことなく

うらぶれて、淋しくも在る、、、、、。

 

私自身、年を重ねるにつれてお洒落心も全くなくなり、只

温かければそれでよく、何枚も重ね着をして出歩く、、、

時折、カミさんに𠮟咤されるが、「我感ぜず、委細構わず」

である、、、、。

 

 

今日の1句

着ぶくれて委細構はず年重ね   ヤギ爺



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