令和4年6月9日(木)
十薬の花 : どくだみ
ドクダミ科の多年草、 草丈20~40cm。
暗緑色の葉は心臓形で先が尖り、地下茎を伸ばし広がる。
初夏に茎の先端に4枚の白色の苞のある棒状の花序に淡
黄色の小花を密生する。
白い十字の花弁に見えるのは総苞である。
特異な臭気を持ち、葉・茎・根は薬用として用いられる。
漢方で、解熱、解毒、消炎剤などに利用される。
カミさんがご近所の工房へ出かけた。
(週一でクラフト手芸品を趣味で作る仲間が集まる会)
出掛けた後、ソファーの隅に携帯(スマホ)が忘れてあり
カミさんの友人にTEL、「名港へ散歩がてら届ける」と
伝言する。
大通り西側の路地裏に在る民家を、「工房と食事処」とし
ている。昼時は近隣に勤める方達の食堂となり、私(ヤギ
爺)も以前(数回)出かけた事が在る。
裏通りを歩いていると、各家の玄関先に色々な花の鉢植え
が在り、とりどりの花が出迎えるように、、、、、。
1軒の庭隅の余り日の当たらぬ所に、十薬の花がそれこそ
ビッシリ、所狭しと咲いていた。
白い十字のそれはとても可憐であるが、実はこの花には
とても強い臭気が在る。
私の実家の墓(平和公園)にはこの十薬(どくだみ)が
蔓延り、墓参の折りに摘み採ったのだが、後、強い臭気
が中々取れなかった。
この花は手入れはし易く手軽に育てられるが、とても繫殖
力が旺盛で、注意が必要である。
「綺麗な花には棘が在る」というが、十薬には悪臭があり、
ご注意が必要です。
今日の1句
どくだみの可憐な花の恐ろしき ヤギ爺
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