遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

十薬の花

2022-06-09 16:47:46 | 日記

令和4年6月9日(木)

十薬の花 : どくだみ

ドクダミ科の多年草、 草丈20~40cm。

暗緑色の葉は心臓形で先が尖り、地下茎を伸ばし広がる。

初夏に茎の先端に4枚の白色の苞のある棒状の花序に淡

黄色の小花を密生する。

 

白い十字の花弁に見えるのは総苞である。

特異な臭気を持ち、葉・茎・根は薬用として用いられる。

漢方で、解熱、解毒、消炎剤などに利用される。

 

カミさんがご近所の工房へ出かけた。

(週一でクラフト手芸品を趣味で作る仲間が集まる会)

出掛けた後、ソファーの隅に携帯(スマホ)が忘れてあり

カミさんの友人にTEL、「名港へ散歩がてら届ける」と

伝言する。

大通り西側の路地裏に在る民家を、「工房と食事処」とし

ている。昼時は近隣に勤める方達の食堂となり、私(ヤギ

爺)も以前(数回)出かけた事が在る。

裏通りを歩いていると、各家の玄関先に色々な花の鉢植え

が在り、とりどりの花が出迎えるように、、、、、。

1軒の庭隅の余り日の当たらぬ所に、十薬の花がそれこそ

ビッシリ、所狭しと咲いていた。

白い十字のそれはとても可憐であるが、実はこの花には

とても強い臭気が在る。

私の実家の墓(平和公園)にはこの十薬(どくだみ)が

蔓延り、墓参の折りに摘み採ったのだが、後、強い臭気

が中々取れなかった。

この花は手入れはし易く手軽に育てられるが、とても繫殖

力が旺盛で、注意が必要である。

「綺麗な花には棘が在る」というが、十薬には悪臭があり、

ご注意が必要です。

 

今日の1句

どくだみの可憐な花の恐ろしき   ヤギ爺



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