遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

山菜ミズとは?

2016-06-01 08:58:43 | 日記
平成28年6月1日(水)

山菜ミズ(うわばみそう


先日、カミさんの友人のYさんから、マタマタ沢山の
山菜を頂きました。
ご親戚のある飛騨高山へ度々出かけられ、
山路を散策され、、、、、目にする山菜等を摘んで
来られる様で、、、お陰様で都度、珍しい山菜等を
賞味させて貰います、、、。

前回に続き、ワラビ、イタドリ、セリに加へて今回は
山独活(ウド)、ミズ(うわばみ草)を、、、、。

山独活



独活、茎に産毛のようなものが、、、

ウコギ科の多年草、山野に自生し、春の若い芽は
柔らかく芳香があり生食、和え物等で食用される。

独活の味噌和え

イタドリと独活の煮物

山菜ミズ
正式名 : 蟒蛇草(うわばみそう)
イラクサ科の多年草、丈は30~50cm位。
山間の渓流沿い等のジメジメした所、日当たりの余り
良くない清流の流れる場所に群生している。
摘み取り時期は5月~10月頃で、根を残すように、
根際から1本ずつ切り取る。
根元の色により、赤ミズ、青ミズと区別される。
葉は食べない。

茎は柔らかく、アク、クセが少ない。
茎の部分を湯がいて、お浸し、炒め物等に、、。
秋には実がなり、コブコ(むかご)という。
亦、茎から出る汁は薬草として切り傷、虫さされ等
に効能があるようです。

由来
別名のミズは方言で、芽が柔らかく水分が多い事から。

蟒蛇草(うわばみそう)の言われは、大蛇(うわばみ)
の住みそうな暗くジメジメした所に群生しているから、
亦、蛇が獲物を食べすぎた時、胃の消化の為にこの草
を食べた(うわばみの食べる草)との説もある。

大酒のみの事を「うわばみ」と言うのは、大蛇が大きな
獲物を丸呑みに、大量に飲み込む事から「ウワバミ」と
言われるようになった。

山菜ミズの簡単レシピ
下処理

サッと洗い葉を取り茎の皮を取り、5cm位に切分け、
鍋に水を入れ沸騰したらミズを入れ2,3分茹でる。
後、冷水に浸し、水を切っておく。

お浸し
このまま、花かつを、ゴマ等を加えてお浸し。

ミズの浅漬け
下処理済のミズを塩もみし、針生姜、塩昆布を加える


今日の1句

うはばみ草根を潜りゆく水の音    ヤギ爺


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