遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

日本丸の出航

2015-11-11 15:14:39 | 日記
平成27年11月11日(水)

日本丸「御機嫌よう、、、」font>

日本丸の出航(11月10日)


11月10日(火)午後2時、5日間の日程を終えて帆船「日本丸」は、
次の寄港地、下関港へ向け出航しました。


日本丸入港(11月6日)

日本丸(帆船)航海訓練練習船
 1984年9月16日、2代目日本丸建造
 載貨重量トン : 145620
 満載排水トン : 472990
 全 長    :  110.09 m
 垂線間長   :   86.0 m
 最大搭載人員 :  190名(内実習生120名)


日本丸の日程
11月6日(金)  午前10時、   名古屋港入港
11月7日(土)  午後2時 ~  セイルドリル訓練
※セイルドリル:岸壁停泊したまま帆を張る訓練


セイルドリル訓練

11月8日(日)  午前9時 ~  一般公開
        午後1時 ~  一般公開

一般公開(11月8日)、日曜日満員の船内デッキ



休日(11月9日)港は人通りも無く、、、


11月10日(火) 午後2時、   名古屋港出航
11月12日(木)        下関港へ入港 予定

名古屋港ガーデン埠頭には、近隣の保育園、幼稚園児等を含め
沢山の見送りの方々が集まりました。



帆船の出航の際、「登檣礼」(とうしょうれい)と言う儀式が
行われます。 名古屋港には過去10数回、帆船が寄港し、
都度「登檣礼」が行われ、それに感動し、今一度見たいと
毎回大勢の方達が見送りに見えます、、、。




練習生達がデッキに集合し、3本のマストの両側から全員が
素足で、勿論安全帯、ヘルメットを着用して一斉にマストに
登って行きます。最近は女子の練習生もかなり増えて、
勿論裸足で、男子に負けじと懸命に登る姿に感動します。


登檣礼

帆船の出航時に、船員がヤード(航桁)等に配置され、
見送りに来た来客に対する謝礼を表す。
マストに登った船員(練習生)が、舳先に登った練習生の
合図により、「脱帽、構えて」の号令の後、「ご機嫌よう」
を3回繰り返し、帽子(ヘルメット)を振りながら別れを
告げる、、、、。

この舳先の練習生が廻れ右の後、号令を、、、

他の乗組員、船長以下全員がデッキ(甲板)等に勢ぞろい
最敬礼をしながら、それぞれに御機嫌ようと、別れを告げる
汽笛を鳴らしながら、タグボートに曳航され港を離れ、、、。


岸壁では、蛍の光(ポートビルより)のメロデーが流れ、
園児等が懸命に日の丸の小旗を打ち振り、、、、、、。
「ごーきーげーんーよーう」の大合唱です。
皆さん(私ヤギ爺も)感動で、思わず涙腺が、、、、。

何度見ても感動し、日本の若者達の真摯な逞しさに元気を
頂きます、、、、。

今日の1句

御機嫌よう立冬の海連呼する

旅立てる小春の海の登檣礼






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