令和4年1月18日(火)
雪 吊
庭木などの枝が積雪の重みで折れるのを防ぐために、縄や紐
針金などを使い太い梢や添木から枝に張り吊り上げる。
幹に添って一本の支柱を立て、縄を八方に張り渡し枝を吊り
積雪から守る。
しんしんと雪降る金沢の兼六園の雪吊などでは、雪国らしい
風情が在るようだ。
名古屋の白鳥庭園では12月初めになると毎年、冬支度で雪
吊が行われる。
この地方では雪が積もることがないので、白鳥庭園を訪れて
も雪景色にはお目にかかった事がない、、、。
白鳥庭園を吟行などで何度も訪れるが、雪吊の松が水面に
写る景や、縄の幾何学模様を眺めてはその美しさに見とれて
いたのだが、、、、。
珍しく今冬は、名古屋で2度も雪が積もった。
量は少なく、明くる日には溶けてしまう程度(5cm)だ。
中々、ゆっくり雪景色を楽しむ機会はないのだが、、、、
先日、友人からメールが届き「白鳥庭園の雪景色を見て来た
ので画像を送るヨ」、、羨ましい限りである。
(前年の写真)
やはり、雪吊は本来の役目を果たす姿が一番美しい、、、。
(豪雪地帯で雪に苦しむ方々には、申し訳ないが、)
今日の1句
雪吊のハープ奏でむ風暫し ヤギ爺
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