84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

花八つ手

2011年01月29日 | Weblog

   貼紙の逝きしままなり花八つ手

 1月29日。5年前に永眠された近所のSさんの家の八手が花をつけている。Sさんは地区内のT小学校の校歌も作詞され歌集も刊行されていた詩人である。俳句の手ほどきや、男の料理教室の仲間でお世話になった。そんな関係で、梅・山茶花・椿のある墓どころ国済寺を訪れる度に参拝している。参拝のもう一つの理由は、ご自身が建立去れた墓石「地平線」には先立たれた奥方の戒名はあるが、ご本人の戒名がいまだ無いからである。墓所の中央に並ぶ6地蔵の赤い前掛けが寒にお顔をなでられていた。


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