84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

山粧う

2008年10月25日 | Weblog

 

 10月21日 きちきちの親子はべらす読書かな
 10月22日 忘れたる年金話山粧ふ
 10月23日 1打ごと違ふ落葉でありにけり
 10月24日 秋雨や下山祝の続くバス
 10月25日 早世や菊香漂ふ世界地図

 秋冬の早朝寝覚めに窮して、乱読の夜が増えだすこの頃。三国志を読み返す灯下に、ばったの親子が飛び込んできた。 イソップ物語でも読みますかな? グラウンドゴルフ仲間の「秋期コンペ」だった那須の麓は落葉が始まった難コースに、悲喜こもごもの年金仲間。帰宅を待って居たのは仲人をとりもった海外企業支援担当の後輩の葬儀だった。幾たびも菊華を手向けた別れだった。