JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HFB-30(10MHz用ホイップ)をシエンタで測定&調整

2022年04月23日 05時49分39秒 | 10MHzアンテナ

お店を展開するプランが定まっていないCW運用だが、そもそも調整したアンテナが無ければ始まらない。既に7MHzCW用アンテナの調整は終えているが、それだけでは物足りないので10MHzも見ていく。

測定はアンテナアナライザーを使って、10MHz用アンテナチェックケーブルを使用していく。なお、SWRとZはf0における値で、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらい周波数は10.126MHzとした。

まずは現状把握から。ラクティスで使っていたままの状態で測定した結果、f0=10.171MHz、SWR≒1.02、Z≒48Ω、帯域=10.140~10.202MHz(10.171MHz±31kHz)であった。これは大半がバンド外に行っちゃってるので、エレメントを伸ばして調整する。

以前にこのアンテナを調整した時の記憶を振り返ると、意外とシビアだった印象があるので細切れに伸ばしていく。結局+5mm、+6 mm、-1mmと長さを変えて測定していき、最終的にf0=10.126MHz、SWR≒1.02、Z≒48Ω、帯域=10.095~10.157MHz(10.126MHz±31kHz)となり、ねらい値どおりになったので調整終了とした。

これでCWは、バンド2択状態になった。このアンテナは、帯域も実用範囲をちゃんと網羅しているので基本的にはOKなのだが、長さが約1mと短い。HFB-40@7MHzが1.5m超なので、「COMETさん、10MHzも等身サイズに出来んだかなぁ~?」と思ってしまう。まぁ次の商品が有るのか無いのかは分からんけど、有るのであればご検討いただきたい。


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