JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

144/430MHzバーチカル系アンテナをまとめて測定part2_240503

2024年05月10日 08時14分14秒 | 144/430MHzアンテナ

前記事でUPした144MHzで1/4λ動作するホイップアンテナの測定結果は、「やっぱり直接ボディーアースに勝るものなし!」を再認識させられるものとなった。でも、マグネットアースをやめるor他のアースを取り入れるつもりは無いので、現状のまま行くしかない。で、2件目は、144MHz以上のみに対応していて、144MHzの動作形式が1/2λ以上のもの5本とした。

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■測定条件など
・モービル   :シエンタ天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :18MHz用アンテナチェックケーブル、ただし430MHzは更にMJ-NPコネクターを使用
・アース    :アンテナ測定用MAT50、装着状態はこんな感じ
・測定器    :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)

1件目に引き続き測定条件は、普段のモービル運用環境のうち、同軸ケーブルの影響のみを最小限にする状態とした。つまり、動作上MAT50(マグネットアースシート)×2は不要であるが、測定用を装着して行った。
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結果はUP画像の表のとおり。なお、色が付いている所はSWRが1.3以下、Zが四捨五入で50Ωになる値だ。

まず、短めのもののうち、SG7100Rの144MHzがSWRとZとも健闘している。このアンテナ、ボンネット基台を立ち上げた直後に取り付けて走行してみた際、コイル(見た目はスプリング状)自体の剛性で持たせているために、その上側の揺れが思ってたイメージより大きく感じたため常用しなくなった経緯であったが、長いアンテナはNGだけどアースを考えたくない時には上位候補になりそうだ。

少し長くして1mクラスのアンテナでは、予想外が2つあった。それは、OHM-2500Bフル達成で、SG7500はダメダメではないけど期待よりイマイチな数字が出たことだ。正直なところ、この2本ではSG7500が本命だったので、OHM-2500Bを常用して先に使い倒してからSG7500を使うつもりで温存していたけど、これはプラン変更を考える必要があるか?とも思ったり思わなかったり。 

最後にSBB7だが、Zが四捨五入で50Ωにならないものの極端に外れた値でもない。現状は、1mクラスが普段使いで何かとバランスが取れていると思っているため、例えば先日のOSOコンテストなど、使用条件がそろった時に登場させようと思う。

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と言うことで、やはりアース不要&延長コイルが担う割合が低い方が安定するという、当たり前の結果が出てくれた。今後、装着アンテナを決める際に参考にしたいと思う。


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