JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

黒いアンテナの模索&簡易測定

2022年04月19日 05時26分56秒 | 144/430MHzアンテナ

誰のBLOGだったかは忘れたが、見た目が黒いアンテナ関連で“ステルス化”みたいな表現を見た覚えがある。何のことかと言うと、モービルに取り付けるアンテナを黒色にして、存在感を目いっぱい小さくする作戦とのことだ。これ、中々面白いネーミングだと思う。

この“ステルス化”は、事実上のスペック(いわゆる飛びと受け、物理的な強度、耐入力など)を選ぶか、見た目(周囲に溶け込む?、どこまで長くor短くするか?など)を選ぶかと言うことで、非常に悩ましい選択を迫られる。

それで私のシエンタは、ボンネットにトランクリッド基台で1本、天井のシステムキャリアパイプ基台&自作パーツで2本の、計3本のアンテナを設置できるように立ち上げたが、見た目は本人も認めるグロテスクさがある。そこで、ボンネットのアンテナだけでも黒色にするための模索を始める。

これは、納車待ち中に決めていたことで、粗々と候補になりそうなアンテナを探していた。でもやっぱり上記の2択にぶち当たったことと、当時はボンネット基台を立ち上げることが出来るのかも見通しが立っていなかったこととで、一旦ペンディングとした。

その後は、お陰様でボンネット基台も立ち上がり、とりあえず仮でSG7500を取り付けていたが、予定&予想どおり「SWR特性はバッチリだし、飛びや受けにも満足しているけど、やっぱり見た目が…。」となる。これをきっかけに再び黒いアンテナを模索し、このうち最も短いVer.として、COMETとCQオームのコラボモデルであるOHM-1900Bをポチッた。

決め手は黒いことに加えて、144/430MHzともアースが要らないモデルの中で最短という点だが、根元側1/3くらいのところに見た目が丸線コイルスプリングそのものの延長コイルがある。当初「あのコイルが有ると、揺れやすそうだな。」と思ったので、ポチるか止めるか悩み続けていたけど、「とりあえず短いVer.はコレにして、いずれ長いVer.もポチろう。」ということにした。

で、早速取り付けて運転席に座ってみると、運転席からアンテナ全体が見えた。これは想定してなかったけど、走行試験中はチラ見するだけで楽に見続けることが出来た。それで結果だか、揺れてはいるけど、思ったほど酷くなかった。まぁエレメントが細いので、ある程度はしょうがないと思う。

ちなみにSWRなどを簡易測定してみたが、アンテナアナライザーの針はHF帯のホイップアンテナのように放物線っぽい振れ方にはならなかった。モノバンドアンテナじゃないからかな?よく分らんけど。

その測定結果は、普段使いする周波数付近を抜粋させてもらうと、145.00MHzでSWR≒1.08、Z≒41Ω、433.00MHzでSWR≒1.30、Z≒41Ωであった。まぁ簡易測定だから、明らかにおかしい値でないことが確認できればOKだ。

と言うことで、このアンテナでしばらくワッチしてみて、まずは受けを見てみようと思う。飛びは相手がいないと分かりにくいので、みなさんとタイミングが合えばお試しすることにしたい。


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