JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

送信出力と消費電流を測定(TM-D710G、FTM-500DS)

2024年04月26日 08時17分29秒 | リグ系

FTM-500DS関連の変更JARLありがとうクーポン申し込み、各書類の郵送を終えて結果待ちの今、やっぱりこのタイミングが妥当と言うか、最も手間がかからない(戻り作業が発生しない)時のはずなので、ここで送信関連の測定を行うことにする。

プランは従来どおりと言うか、SWR&パワーメーターを介してダミーロードに送信、そして電源コードの途中に電流計を仕掛けて、送信出力と消費電流を測定する。ちなみに今回は、TM-D710G(既に取り外し済み)とFTM-500DS(まだ車載していない)を一緒に&普段のお店を崩さずに測定できる唯一の機会だと思うので、2台とも測定してみた。その結果が以下の表だ。



ご覧のとおり、送信出力は定格(20W)に届いていない。しかも2台ともだ。でもこれ、現時点でこの値を鵜吞みにするのは危険だな。だって2台とも同じ傾向ということは、測定器がコケている可能性もある訳だし。何しろ測定器は、廃業メーカー製で一度も校正したこと無いからね。

ちなみに20Wレンジで送信した時にSWRをチラ見したところ、144MHzでは約1.02、430MHzでは約1.2だったので、保護回路が働いて強制的に出力ダウンする値ではないと思う。また、電流値が送信出力結果相応の値にも見えるので、実際は測定器が正しくて本当に20Wに届いていない?のかもしれない。

まぁ仮にそうだという前提で、大半の方だと有り得ない受け止めかもしれないけど、考え方によっては有難いとも言える。と言うのも、私が本当に欲しい144/430MHzのモービル機は、新スプリアス規定を満たす技適機種10Wモデルだからだ。(実際は時代的に存在しないんだけどね。)

とりあえず今回のFTM-500DSに限って言えば、HIGHレンジの結果は少し元気良く出過ぎている一昔前の10Wモデルに相当する。加えて最大消費電流も4.2Aだし、トータルで見れば私のニーズに合っている。それでも想定外は想定外だけどね。

と言うことで、HIGHレンジで10W運用相当と考えるか、それともMIDレンジで10W運用相当と考えるか、しばらく迷いながら取り付け作業を進めようと思う。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JARLありがとうキャンペーン2... | トップ | FTM-500DSのコード仕様 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リグ系」カテゴリの最新記事