JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

FMラジオ製作会_231015

2023年10月18日 00時08分26秒 | ハム的お出かけ

10/15(日)PMから、JARL富山県支部主催のハムセミナー“工作キット組み立て”が射水市の大江コミュニティーセンターで開催され、1週間前の集まりの時に決まった某事情を踏まえ、急遽参加することになった。

ただ、アマチュア無線活動に直結しないネタだったためか、製作会参加者(現地で実際に製作する方)が私を含めて3名で、他には持ち帰って自宅で製作するという方が3名程度?いらしただけという何とも言えない感じであった。

工作キットの選択肢は3つあり、私はその中から“イヤホン式オートチューニング FM RADIO KIT YFM-2”を製作することになった。

個人的に電子工作は、35~36年前に技術家庭の授業でハンダごてとインターホンの計2点、15年ちょい前に1アマ受験のため便乗した上級国試対策勉強会でFMワイヤレスマイク、10年ちょい前にJARL富山県支部関連でAMラジオを2種類ほど、8年前に仕事関連でLEDランタンを経験させていただいたけど、FMラジオは初めてだ。なので、どんなものが出来上がるのか楽しみだ。

中身を確認すると、IC装着済みの基板が1枚、ステレオイヤホンが1本、コード付き電池ケースが1つ、イヤホンジャックが1つ、電解コンデンサが2つ、セラミックコンデンサが3つ、ボタンスイッチが5つ、抵抗が1つ、コイルが2つ、水晶発振子が1つ、インシュロックが3本、そして組立図を兼用させたと思われるボタンスイッチの役割を追記した完成品写真&回路図が入っていた。

とりあえず、完成品写真を見て仕様を特定しながら全パーツを基盤に差し込み、抜け落ちない程度に足を曲げたりしてハンダごてが入りやすい所からハンダ付けしていき、やりやすい所が無くなればハンダ終了パーツの余剰足をニッパーでカット、これを数回繰り返し、1時間弱で作業終了した。

会場の窓際に行けば受信が可能とのことで、早速やってみる。周りの方情報によると、電源は入ってから勝手にスキャンが始まり、とりあえず何か受信されるとのこと。よく理解しないままやってみると、5~6秒の後、了解度5でどこかの放送が聴こえたので、とりあえず成功したようだ。

写真にはボタンスイッチの役割が書いてあったので、それぞれお試し実行してみる。結果、全てのボタンが書いてあるとおりに動作したので、ミス無しで完成したものと判断した。

-・・・-
このキットに対する所感だが、FMラジオとしての特性は非常にイイと思うけど、基板のランドが今まで経験したものの中で最も狭かった。となると、これが初めてのハンダ作業だという方には難しいかもしれない。おそらくキットの対象に小学生を含んでいると思われるので、もう少し初心者向けの配慮があればと思った。

でもそれは逆に、完成した時の達成感は大きくなはずなので、どちらを取るかなんだろうな。まぁ、そんなことを考えさせるキット、私は後者だったのかもしれない。なのでいずれ、このFMラジオに常用レベルの装備(使用時の安定性や破損を防ぐ形状など)を加えてみたいと思う。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レターパックプラスでQSLカー... | トップ | MAV-2Wを使ったダイポールア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハム的お出かけ」カテゴリの最新記事