JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

モービル用アンテナのステルス性向上の試み

2022年08月24日 21時08分26秒 | アンテナ系共通

本記事は、猛暑or強雨中の盆休に行っていた“インドアネタ”の1つをまとめてみたものだ。

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さて、アマチュア無線にカムバックして以降、「可能であれば、アンテナの見た目を金属地金色から黒(いわゆるステルス化)にすれば、多少は存在感を小さく出来るかな?」程度の思いは、常に頭の片隅にあることの1つだ。

これまでのステルス化を模索した経緯を述べておくと、黒塗装や熱収縮チューブなどを検討してみたものの、耐久性や防湿性などの懸念によって採用には至らず、せいぜい元々黒色のアンテナを買って装着してみる程度であった。でもこのプランだと、黒一色のラインナップが無いHF帯のアンテナは蚊帳の外になってしまう。

となると残るは黒いテープになるが、以前の私はビニルテープ(絶縁、非絶縁)と自己融着テープしか知らなかった。実際問題、ビニルテープは如何にもというテカリ(光沢)があるから見栄えが悪過ぎるし、自己融着テープは更に他のテープで覆わないと数年レベルでベタツキを引っ張ってしまう。要するに、いずれもイマイチということだ。

そんな所へ、3か月くらい前だったか“アセテート布絶縁テープ”なるものを知り、お試しで買ってみた。このテープ、ビニルテープのようなテカリは無く、自己融着テープのようなベタツキも無い。加えてゴワゴワ感も少なく、貼る部位の形状にもある程度順応してくれそうだ。

で、とりあえずお試しで使ってみたけど、意外と伸びが少ないテープだったので納得できる巻き方プランが浮かばないまま数か月が過ぎ、結局「自己融着テープを併用して、それを覆うこと優先し、極端なシワシワにならない程度に分割して巻くか~。」というプランが定まった。

それに加えて、買って来たアセテート布絶縁テープは意外と粘着が強かったので、「これだったらSUSのエレメントに貼り付けても、簡単に剝がれてこないかもしれない。」とも思い、お試しでCOMET_HFB-30のエレメント等に貼り付けて、黒装束をまとった状態にしてみた。ちなみにHFB-30を選んだ理由は、手持ちの立ち上がっているアンテナの中でSUSのエレメントが最も短かかったからだ。

とりあえず、しばらくこのアンテナを装着しながら走行して、何か問題が出ないかやってみる。これが上手くいけば、他のアンテナにもやってみたい。特に、ボンネットに取り付けたい144/430MHzのアンテナ@第一電波_SG7500に適用できれば、夢に描いた“黒装束SUPER GAINNER”になると思う。たかがテープなんだけど、すごく楽しみになって来た。いや~、上手くいって欲しいな~。


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