探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

利根運河探鳥会(2024年3月6日)

2024年03月07日 15時17分22秒 | 探鳥会

東武アーバンパークライン運河駅に集合中です。
雨が降りそうな天気でしたが、3名の参加者と担当幹事3名で出発しました。


常連のヒドリガモがいないかと運河内を探しながら歩くと、参加者が運河の木にアカゲラを見つけました。
この雄のアカゲラはお気に入りなのか長時間同じ木にいました。


枯れ枝を突き必死に虫を探している可愛いアカゲラ見飽きません。


今度は岸辺にとまるアオジを観察です。


天気予報通り雨が降り出しました。少雨なのでそのまま理窓自然公園に向かいます。
益々雨が強くなり、まだ、全コースの半分ほどですがやむなく中止とし、園内の東屋で鳥合わせを行いました。
確認した鳥は20種でした。


今回は利根運河探鳥コースの半分だけでしたので、以下に、3月4日の下見時、全コースで幹事3人が確認した
鳥を中心にこの探鳥地を紹介します。


利根運河の土手を歩いて目立つのはモズです。そろそろ繁殖時期で求愛給餌の行動が見られました。


同じような場所にジョウビタキ雄もいました。


3月4日は晴天で杉の樹上にノスリが周辺を見下ろしています。後ほど理窓公園上空を旋回していました。


理窓公園内の蓮池にいたアオサギです。もう嘴に赤味を帯び、繁殖期の色合いになっています。


白鳥の池にはマガモ、カルガモ、カイツブリが見られ、数羽のオカヨシガモはおしりを
水上に持ち上げユーモラスな体勢で採餌を繰り返していました。


利根運河に戻るとモズ雌が虫を咥えています。求愛給餌?それとも早くも雛への餌だろうか。


水辺公園で昼食後、浮橋を渡り、運河の南側の土手を歩きます。
左奥に見える塔は国交省江戸川河川事務所運河出張所にあります。



運河の土手を江戸川に向けて歩くと、バンに出会いました。嘴の基部が赤くなり始めています。
枝の先ではホオジロ雄が気持ちよく囀っていました。


キジ雄が河川敷で餌探しをしています。光線の具合がよいとキジの体羽がきれいに輝きます。


におどり公園近くの水辺ではキセキレイが水浴びをした後、ブルブルと体を震わせていました。


運河の土手上から新川耕地を見ると遠くにカラスの大群がいます。おそらくミヤマガラスでしょう。
日差しが強く陽炎が立ちぼやけた写真となりました。


駅への帰り道、運河内で採餌をしているイソシギとクサシギに出会いました。
下見では38種の野鳥を確認できました。ここはまだまだ自然が豊かに残る素敵な探鳥地です。

今後の予定はこちら

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