摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

「TBS井上社長」お手々つないだ「火宅写真」

2008年08月06日 | 男女の心象風景
週刊新潮に「TBS井上社長」お手々つないだ「火宅写真」という記事が掲載されているらしい。
ネットでも「TBS社長にW不倫疑惑浮上 都内別邸で女性と密会」などという記事が掲載されている。
みずほコーポレート銀行の斎藤宏頭取とテレビ東京の女性記者との路上キスシーンがフライディに掲載されたり、と、企業トップとしては余りに脇が甘いのではないか、という感慨を抱いてしまうね。
zakzakにも「モナ不倫降板で苦言のTBS社長はインテリ紳士、素顔は」などという記事があって、正に、ここを先途とばかりに書きまくっている。
斎藤氏にしても井上氏にしても、トップとしてはかなりの豪腕らしく、毀誉褒貶も著しいのだろう。それゆえに敵も多く、あわよくば足をすくってやろうと考える輩もいるのだろうな。

そういう人たちからのリークにパクっとマスコミが噛み付いた、というわけなのかもしれない。

「下品だなあ」という批判は暫く措いて、経営者とはどうあるべきか、みたいな話になると、これは様々な意見があるようだ。

 経営評論家の針木康雄氏は企業のトップが守るべきものとしてフランス語の「ノブレス・オブリージュ」(高貴な者の義務)を挙げた。権力や社会的地位には責任がともない、「経営者の不祥事は社員に直接悪い影響を及ぼすので、政治家以上の倫理観が必要」と指摘した。

 「そもそも女性好きを社長にしてはいけない。本人も立派な社長になりたいという名誉欲があるのなら性欲は我慢しなければ。言い方は悪いが、社長を辞めてからおやりなさい、ということだろう」(針木氏)

あの針木康雄氏のコメントだけに、オレなんか正直どっひゃあという感じだ。
御託言はご尤もみたいに見えるが、「財界」主幹として、それこそ財界人とずぶずぶの関係にあった御仁の言う言葉なんだろうか。
第一、例のコクド問題のときに、夫子御自身がテレビに出演してまで庇いまくった堤義明氏を取り巻く、吉永小百合・沢口靖子・南野陽子などのファンで相当入れ込んでいたというウワサとか、社内セクハラの常習犯だったという話との整合性をどう取るつもりなんだろうか?
「女性好きを社長にしてはいけない」というのなら、正に堤氏はその器になかったということになりそうだが、針木氏をして堤氏は「つまり堤義明という人は、あまりにスケールが大きすぎて(中略)明治、大正の大物経営者が、タイムマシーンで平成の世に生きているようなものではないか。」という存在なのだそうだから、何だか余りに支離滅裂で頭の中がごちゃごちゃになりそうになる\(^o^)/

とはいえ、

 一方、評論家の塩田丸男氏は“擁護派”だ。「女性との関係が本職にマイナスになるようだと困るが、きちんとやっているなら恋人の2、3人は構わないのではないか。行儀がいい、浮気はしない、だけど仕事はできないというトップが多い。だいたいヤリ手は女性に手が早いもの。目くじら立てて攻撃するのは大衆の嫉妬にすぎないのだから、あまり気にしない方がいい」と話していた。

というところまで寛容なのもどうなのかなあ。
大衆蔑視的な見解も、愚民のオレなんかかなりムッとしてしまうが(^_^;

いずれにしても、一般的な見方として、彼らはやはり限りなく公人に近い、ということなのだろう。企業というもの自身が社会的な存在であるわけだから、そのトップの行動はそうした立場をわきまえたものとすべき、というのはある意味当然のことなのかもしれない。
報道機関のトップともなれば、さらにその傾向は強まる。公器として社会の出来事や動向などを広く世間に知らしめる立場にあるわけなのだから。

まあ、つまり油断していたということなんだろうね。
一人の男として恋人を持つということは、年齢などに関係なく慶賀すべきことだろう。
ただ、悲しいかな、彼らはそんな無邪気な行動を許されるほどの「小物」ではなかった、ということなのかな。

哺乳類が安心感を得る基本的で重要な行動は「肌のふれあい」なのだそうだ。それによってお互いの信頼関係や愛情を確かめ合うのだろう。
だから、手をつないだり、肩を抱いたり、抱擁したり、という行動によって気持ちを通じ合わせようとするのは、人間が哺乳類である限り当然のことなのである。
一方で、そうはいっても人間は社会的な生き物であるから、状況もわきまえず感情の赴くままにそうした行動に出ることを憚る抑制も働く。
これを、「だからこそ人間なのだ」と捉えるのか、寂しいことだと慨嘆するのか、これもまあ、人それぞれの考え方によるのかな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不倫の清算 | トップ | メタボ健診 測り続けて「医... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

男女の心象風景」カテゴリの最新記事