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日々是口実日記(スパムメールの情報など)

メタボ健診 測り続けて「医者丸儲け」

2008年08月25日 | Weblog
メタボ健診 測り続けて「医者丸儲け」

やっぱりそうか!というのが、大方の印象だろう。
胴回りが85cmを超えている、という一点だけがクローズアップされていることの不自然さには、みんな気づいていたはずなのに、なぜか引っかかってしまう身の哀しさよ。
「健康のためなら死んでもいい」という健康志向命!の人々が余りに多いので、こんな乱暴な話にも引っかかってしまうのだろうね。

もともと、腹囲は体形によってバラツキが大きく、1つの数字でアウト、セーフを決めるのは科学的でないといわれてきた。今後は、男性は「善玉コレステロール40mg/dl未満」「中性脂肪150mg/dl以上」「血圧85―130mmHg以上」「空腹時血糖値110mg/dl以上」「腹囲が目安以上(人種によって違う)」のうち、3項目に該当するとメタボというあたりが国際基準になりそうだという。

ということで、これは確かに肯ける話だ。「血圧85―130mmHg以上」というのはちょっと辛いような気がしないでもないが(^_^;
にもかかわらず、

ところが、日本だけがこの国際統一基準に参加しないというのだ。
 日本のメタボ基準作りの中心となった日本肥満学会も、「日本の基準は正しく、変える必要はない」として、今後も「腹囲測定」を続ける予定だ。

なんだそうだ\(^o^)/
で、その理由は、

「巨額のカネが動いているからです。まず、健診と指導だけで2800億円超の医療市場が生まれ、ここで糖尿病や心臓疾患が発見された人の医療費、食事、医療機器などを含めると、7兆5000億円という巨大なマーケットになります。スタート前から、メタボ健診は厚生労働省、医者、病院、医療関連メーカーが、健康な人を病人に仕立てて儲ける国家的詐欺といわれていました。腹に巻き尺を当てるだけで病人を“つくれる”のですから、こんなおいしい商売はありません」(医療ジャーナリスト)

いやあ、事実だとしたら本当に呆れるね\(^o^)/

昔から「隠れ肥満」なんていって、見た目はそんなに太っていないのに、内臓脂肪が多いという人は結構いる。
無茶なダイエットで筋肉だけを落としている場合、そんな体系になってしまうのだろう。
脂肪に比べて筋肉の重さは三倍だというから、体重だけに着目すると筋肉を落とすのが早道となってしまうからだ。

だが、筋肉を落とすということは基礎代謝量も落ちるということであり、内燃機関を不活発にすることにつながる。
どう考えてもこれが体に悪いことなどわかりそうなものだ。

オレは、胴回り測定からすると完全なる「メタボ」だが、幸いなことに基礎代謝量は1800kcal近くあるので、実は余り深刻に悩んではいない。
山に出かけても、2時間以上休憩なしで登れるし、余程のことがなければバテることもない。
運動神経は鈍い方だが、とにかく継続的に体を動かしていれば、体重や胴回りは落ちなくても、体調は良好に保てると信じている。

どうも自慢話みたいになってしまい恐縮だが、人間ドッグや健康診断の結果もさることながら、要は自分自身の体の中から発せられる信号を常時きちんと把握することなのかもしれない。

ゆめゆめ馬鹿げた迷信などに惑わされて、あたら不埒な医療関係者の餌食になるような愚行を取るまいぞ。

胴回りを落とすことだけに汲々として、一番大切な人間の生理をないがしろにしては、正しく本末転倒だよね。
「メタボは克服したが、成人病には罹患した」、なんていう笑えない話がそのうちに出てくるかもしれないのだから\(^o^)/

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