摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

中国の女子大生は「愛人業」でカネを稼ぐ

2010年10月25日 | 男女の心象風景
「お手当て」は年間200万円!中国の女子大生は「愛人業」でカネを稼ぐ―米紙

2010年10月20日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、中国ではブランド物欲しさに身体を売る女子大生が増えていると報じた。金持ちの「愛人」として囲われることが新たな金儲けの手段になっているというものだ。21日付で環球時報が伝えた。

なるほどね。

そういえば、日本でも1983年ごろ「愛人バンク」なんてシロモノが大変な話題になったけれども(筒見待子の「夕ぐれ族」が発端)、つまり中国も日本に遅れること四半世紀でそうした話題が表面化してきたということか。

それにしても、芸術系大学に「モデルなどの養成コース」があって、その推薦入学を勝ち取るために水着姿でのコンクールが開催されるというのは、さすがに驚きだが。

「性の商品化」に対する彼女たちの本音はどうなのか?愛人経験を持つ女子大生、尹(イン)さんはブログにこうつづっている。「身体が純潔かどうかなんて、それほど重要な時代ではなくなった。人生の意義は『純潔な人間』として生きることではない」。

うーん、これはすごい開き直りだな。

中国人の男性も、相手方女性の「純潔」など特段気にもしない、ということなのかね。

そうであるならば、全くノープロブレムだが。

しかし、「ブランド物が欲しいから」といったようなことが動機の物欲を満たすためならば、金持ちの囲われ者になってもへいちゃら、という感覚にはやはりちょっとついていけないけれども。

同じようなことが日本でも起こっていた当時、マスコミ辺りが面白おかしく取り上げ、また、漫画化やドラマ化などもされたりしていたりしたが、当局の摘発というよりも、バブルがはじけて不況が訪れるとともに、表面的な話題からは遠のいていったような気がする。
ま、需要と供給のバランス、というところかね。

もちろん、愛人などは、人間にとって有史以前からの存在であり、通常の動物であれば何ら問題行為ともなるまい。
人間が社会的な生き物であり、そのために秩序を守ることが必要であるとするがゆえに、このようなことがあたかも犯罪行為ででもあるかのように問い沙汰されるのだろう。
所詮、当人たちがそれでよければ、他人がどうこう言うような話でもあるまい。

とはいえ、「大学キャンパス内に愛人募集広告!日当2万6000円―中国」に関していうのであれば、もう少し場所を考えたら?とは思うが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セックスレスも悪くない

2010年10月15日 | 男女の心象風景
「セックスレス=悪」論にNO! 女の本音 「私たちセックスレスですけど……何か?」

これはなかなか良い記事だと思う。
良い記事だと思う理由のひとつは、マスコミなどが勝手に作り上げた論調に対して、当事者たちは全く別の感覚を持っていることが明らかになったことである。

 これまで「性」に関する情報をあまり話題にしてこなかった女性ファッション誌などにも「セックス特集」が広がっているのが最近の特徴だ。そこで語られることが多いのは「セックスレス=悪」という図式だが、当の女性たちは、もっと冷静に見ている。

「セックスレス=悪」というプロパガンダは、男性雑誌などではこれまで展開されてきた陳腐極まりないシロモノであった。
それが、女性雑誌にまで及んでいたとは寡聞にして知らなかったが、どのみち雑誌編集者あたりの勝手な思い込みに基づくものであることには違いあるまい。

 だが、ちょっと待ってほしい。先のアンケートをよく見ると、セックスレスでも「構わない」と答えた男性が37・8%、女性37・2%とそれぞれ約4割。「その方がよい」と、セックスレス肯定派も男性5・9%、女性ではなんと21・5%もいるのだ。要するに、「セックスレスでもいいじゃない」と割り切っている既婚女性は6割に達する多数派なのである。

これはオレの実感とも完全にリンクする結果で、実をいうとかなり安心した。
こんな風に書きながらも、どこかで「セックスレス=悪」「つれあいに対して申し訳ない」なんて思っていたのであるから(^_^;
だが、どうやらこういう思い込み自体が、既にマスコミのステレオタイプな論調に乗せられている証左なのだろう。

「私を含め、周囲の奥さんたちはみんなセックスレスですよ。そっちのほうがノーマルだと思ってるので、今でも夫婦でせっせとエッチしてる人が信じられない」
「子作りのために排卵日をねらってセックスするとか、そういうなまなましいのはちょっと……。まして、夫婦が肉欲全開でむさぼりあう、なんてドン引きしちゃいます。主人とは人生のよきパートナーとして、お互いを高めたり、癒しあう関係でいたい。それはセックスがなくても、十分可能だと思うんですよ」

全くその通りだと思う。

オレの周辺でも、少なくとも40や50面を下げたオヤヂが、同じくらいの年恰好の女房殿と「肉欲全開でむさぼりあう」なんて話は聞いたことがない。

ごくごくまれな例として、後添えに年の離れた細君をもらった先輩が50歳を超えて父親になったことがあったが、これは例外中の例外というべきだろう。

さらにありがちなイタすぎる例が挙げられている。

 夫は「自称テクニシャン」だったが、彼女に言わせると「とんだ勘違い男」らしい。


「オレのはスゴイ、と勝手に思っていたようだけど、私からしたら単なる自己チュー。生理中に無理やり求められてシーツが血だらけになったり、風邪を引いてるときに延々フェラチオさせられたり、本当にイヤな体験でした。少しでも早く夫をイカせて行為を終わらせようと、私は必死に演技して。快感どころか不快なだけですが、夫は私を『悦ばせてやってる』と勘違いするんです」

あまりにも苦痛なので、イッたふりをして早く終わらせようとする、という話は、オレも実際に聞いたことがある。
受け入れる側の女性の苦痛は察して余りあるが、勘違い男の馬鹿さ加減には呆然とする思いだ。
正直にいって、そうした行為の現役から既に退いていることでオレ自身はほっと安堵してしまったところだが。

無論、年齢など関係なく、セックスの喜びを追及したいという夫婦があってもいい。
いいどころか、当事者がそうした方向で一致しているのであれば羨ましい限りだ。
だが、片方のみがそれに拘泥していて、もう片方にとってそれが重苦しい責苦であるとするのであれば、これは一致点を見出すのが難しかろう。
特に、仮に妻の側にその要望が強かった場合は、なかなかに深刻なのかもしれない。

 取材する主婦には、「女として輝きたい」とか「激しい快感がほしい」などと婚外セックスに走るケースも増えているが、彼女たちの「結果」は必ずしも幸せではない。セックスレスでもそれなりの絆を見出せる、そんな夫婦の関係もあっていいと思う。

この記事の締めくくりは、そうした意味で示唆に富んだものであるような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻に先立たれた夫の悲嘆、喪失感

2010年10月06日 | 男女の心象風景
妻に先立たれた夫…悲嘆、喪失感のなかでの立ち直り

4日の月曜日、所用があって早めに帰宅し、テレビのスイッチを入れたら、ちょうどNHKのクローズアップ現代が始まったところであった。

この番組、粗製乱造の下らないバラエティばかりに席巻される平日19時台のテレビの中で、唯一、観賞に耐え得る誠実なものであると思っているのであるが、今回のテーマは実に重い。

俳優の仲代達矢(77)が語る。「呆然と立ちつくすという感じだった。後追いを考えた時期もあった。それで仕事に没頭した。しかし家に帰ると誰もいない。なんと男はだらしないものかと……」
14年前、妻の恭子さんを亡くしたときのことである。ロストシングルというのだそうだ。妻を亡くして、深い喪失感から 不眠に陥ったり、日常生活に支障をきたす男たちのことである。

あの「仲代達矢」まで…。

つれあいを失ってしまった後の孤独な時間がどれほど恐ろしいものか、想像するだけで身の毛のよだつ思いがする。

男たちはそんなにももろいのか。伴侶の死後の悩みで、「話相手がいない」は女40%に対して男は100%。「一緒に行動する人がいない」は、女20%に対して男は80%という数字がある。男の方が立ち直りに時間がかかり、死亡率も高まるという。
69歳の男性は昨年5月妻を亡くして、いまも毎日写真に語りかけている。
孫たちの写真も並んでいる。娘2人が嫁ぎ、退職後2人だけの生活に入った矢先だった。夜眠れず、睡眠導入剤がかかせない。それでも眠れない。

男というものは「そんなにももろい」存在なのである。

社会に出ているときには精いっぱいの虚勢を張って威張っているが、所詮は張り子の虎。

七面鳥のディスプレイやミノカサゴのヒレなどと同じようなもので、毟られてしまえば何の役にも立たず、蒸し焼きなどにされて食べられてしまう。
社会とのかかわりをなくし、唯一のコミュニケーション確保の相手方であるつれあいを失えば、男は社会的には完全に孤立するのである。

それに比して、妻は基本的に地域社会を始めとした私的なつながりを持っていることが多く、その意味では夫を遥かに凌駕するコミュニケーション手段を有しているわけだから、たとえつれあいを亡くしても、ただちに孤独な存在となるわけではないようだが。

手記を書くことによって癒されたという人も数多くいるが、そうした喪失感や孤独にきちんと向き合い、それを文字の形に整理することである種の納得感を得るという効果は確かに大きいのかもしれない。

いずれにしても、つれあいを亡くした人たちの言葉は辛く悲しい。
「ふとした時に妻の遺品(靴など)を見つけたりすると、もうそれだけで涙が出てきてしまう」
「妻との写真を見ると、泣けて仕方がない」
「涙がこんなにたくさんあるものだとは思わなかった」

などなど、確かにそうだろうなと思わせる言葉が続く。

恐らくオレも、そうした椿事が出来したなら、同じような状況になることだろう。
服や靴はもちろん、茶碗や箸などの食器、読んでいた本、妻が主体的に使っているPCを見るだけで、これを使う妻はもうこの世にいないのだ、という絶望的な喪失感に襲われ、涙にくれてしまうのに違いない。

帰宅した妻と食事をしながら、この番組の話をすると、それは自分も同じだという。
「もしもあなたがいなくなったら、と思うだけで泣けてくる。だから、演技で泣かなければならないとき(実際にはないけれども)がきても、簡単に涙を流すことができる」という。

この妻の言葉はかなり意外なものではあったが、正直に言って嬉しかった。
自分の単純さ加減には呆れるが、これを聞いて、妻には長生きをしてもらわねばならないという願いに加え、自分も健康に気をつけなければならないな、と改めて思った次第。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者用トイレで味噌汁を作り動画サイトにアップ

2010年10月04日 | Weblog
高校生が障害者用トイレで味噌汁を作り動画サイトにアップ 炎上して学校・氏名・実行場所まで特定される

ニコ動にアップされていたそうだが、とてもその動画を見る気にはならない。
尤もオレはニコ動のユーザーではないから、どのみち見ることはできないのだが。

と思っていたら、youtubeにもあるみたいだ。
いずれにしても見る気はないが。

それはともかく、この動画、様々なところで取り上げられて物議をかもしだした揚句、投稿者の通う高校や被害に遭った店や氏名などが次々と明らかにされている。

本人は面白半分にやったのだろうが、こうした反社会的な行為は、実名などをさらされるリスクが極めて高い。

過去には“ドライブスルーを全力でスルーしてみた”や“ブス保護”、“公園の水道破壊”動画などで炎上している。こういった事例を知らないわけがなくともこういったことをやればどうなるかくらい容易に想像がつくだろう。

全く仰る通りだ。

それにしても、こんな馬鹿げた行為を、人が面白がるととでも思ったのだろうか。
確かに閲覧数はかなりの数に上ったのだろうが、もちろんこれは炎上ゆえの現象。

ところで、便器で味噌汁を作るという「味噌も糞も一緒」的な破廉恥行為は、この投稿者の目指すところの一つでもあるらしく、彼のサイトには似たような事例が紹介されているようだ。
確信犯というか常習犯なのだろうな。

おもしろければ何をやってもいい、と考える人間も、世の中にはいるのだろう。
しかし、人間が社会的な生き物である限り、おのずから自制心は働いて当然のこと。
高校生にもなって、そんなことにさえ想いも至らない現実が、なんだか無残で哀しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パケット料20万円返還請求訴訟

2010年10月01日 | Weblog
パソコン接続でパケット代20万円 返還求めてソフトバンクを提訴

 訴状によると、女性は引っ越し直後の平成20年3月末から1週間にわたり、新居の通信回線が未開通だったため、携帯電話をパソコンにつなぎサイトを閲覧。通信料約20万円を請求された。

なるほど。

まあ、気持ちはわかるが、「通信料の計算方法は知っていたが、パソコンに接続した場合には高額になる可能性があることを具体的に説明すべきだった」という主張はどうなのかね。

別にソフトバンクモバイルの肩を持つつもりもないけれども、わかっていて使ったのならそれは支払うべきなのではないかと思うのだが。

「1パケット=0.2円」で20万円なわけだから、100万パケットということになるのかな。

どんな使い方をしたのかわからないけれども、Webメールやブログ閲覧・書き込みを1週間の間、毎日やっていたと仮定すれば、まあ、そのくらいにはなるだろうね。
アンチウィルスソフトをインストールしていれば、パターンファイルの更新も相当な容量を食うはずだし。

詳しいことはわからないけれども、この人、ケータイのパケ放題にも入っていなかったのだろうか。
この訴訟で提起されているのはPCにケータイを接続してのデータ通信のようだから、恐らく、ケータイでのメールはパケ放題で対応していたのではないかと推測する。
オレならそんな状態でのWeb閲覧は可能な限りケータイでやろうと思うし、現在では、Webメール送受信・閲覧やブログの閲覧・更新など、相当広範囲のサービスがケータイの環境でも対応できるようになっているのだから。
わざわざパケ放題の対象外である携帯電話を使ったPCのデータ通信なんて使わないよね。

それに、ケータイのデータ通信機能を使ってPC接続を行いサイトの閲覧などを行うと、ケータイから閲覧するのに比べて通信量は桁違いに増加するのは、まあ、モバイル通信をしている人からすれば、極めて常識的なことではないかと思うし、それゆえにオレも、利用した翌日は必ずパケット量と通信料を確認している。
この人はその手間すらも惜しんだということか?

通信回線の未開通期間は1週間だったというのだから、WiMAXのお試しTRYを使う、なんて手もあったように思うけれどもどうなんだろう(確か2週間はただで使えたような気がするけれども)。

うーん、やっぱり理解不能だ。

ただ、これはどこのキャリアも似たようなもののようだけれども、携帯電話を使ったデータ通信の料金体系や割引サービスに関する記述が実にわかりづらい。
オレも今の契約に落ち着くまで、自分でキャリアのサイトを確認した上で、サポートデスクに再確認をして、具体的な費用のシミュレーションまでしたのだから。

因みに、ソフトバンクモバイルのサイトに行ってその関連(携帯電話を使ってPCでデータ通信)を調べてみたが、案の定、非常に分かりづらかった。

各キャリアとしては、データ通信に関しては専用カードやUSBやルーターを使ってほしいということなのかねえ。

さて、この訴訟、どんな判決が出るのだろうか。
実は結構興味津々なのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする