いまどき中高生男子が「援交」したがる理由
●童貞喪失を急ぐあまり…
神奈川県警は24日、出会い系サイトを運営していた男を逮捕した。男は埼玉県川口市に住む松島明宏容疑者(32)。県の公安委員会に届け出をせず、セックスの相手を紹介する事業をしたため、お縄となった。
今回の一件で「あれっ?」と思ったのが、摘発のきっかけが、書き込みをした中3男子への事情聴取だったことだ。この男子は「13歳と16歳の少女を4万~6万円で買春した」と供述。このほかに高3のときに女子高生に援交を呼びかける書き込みをした大学生が書類送検されている。
ロリコン趣味の大人ならともかく、中高生までがサイトで援交とは世の中変わったものだ。未成年者の間で何が起きているのか。
「いまは童貞を捨てないと仲間はずれにされる時代なのです」とは風俗ライターの神村雪雄氏だ。
「昔の不良はケンカや万引を一緒にやって仲間意識を持ったものですが、いまの不良は初体験をしたかどうかでその意識が決まる。未経験だとバカにされ、仲間はずれにされてしまう。それがイヤなので、援交サイトを使って一日も早く初体験したいと考えているのです」
最近の10代は「6ポケット」といって、両親とその祖父母の計6人からお年玉や小遣いをもらう。豊かな“財力”が童貞喪失に拍車をかけているのだ。
「ただしソープやデリヘルなどで20代の女性を相手にすると“おまえはオバサンとやった”と笑われる。だから自分と同世代の素人の女の子で筆下ろしをしたがるのです。また、ガールフレンドができ、相手がセックスの経験者だと知った男子も焦って初体験を済ませたがる。いずれの場合も援交サイトが便利なツールになっています」(神村氏)
ネット社会が援交年齢をグンと引き下げているとは、息子からパソコンを取り上げたくなる話だ。(日刊ゲンダイ2009年6月25日掲載)
確かに、「あれ?」っと思うわな\(^o^)/
中学生同士とか高校生同士とか中学生と高校生が性交に及ぶことは、まあ、好ましいこととはいえないが、良くある話だろう。
男も女も性に対する興味が昂進する頃だから、恋心を抱いた相手の体を性急に求めること自体、不思議なことではない。
しかし、売買春となれば話は別だ。
売る側が己の体の商品価値を認識して、相応の対価を払ってくれる相手方と契約するのは、法律や条令や常識や社会通念上は大問題かもしれないが、売る側の立場からすれば自然な行動だろう。
だが、中高生が買う側に回っているというのは、これはさすがに想定外だった(大学生はあり得るとは思ったが)。
「風俗ライターの神村雪雄氏」の話によれば、要するに馬鹿にされたくないから金を払ってまでも「筆下ろし」をしたい、それも商売女では却って嘲笑の的となるので「同世代の素人の女の子」といたそうとする、ということらしい。
しかし、そこに恋愛感情もなく金をもらって体を売るような相手方は、結局のところ「娼婦」に変わりはないわけで、そんな手合いで「筆下ろし」をして自慢になるのかね。
その辺の感覚が全く分からない。
つまり金があるから、めんどうな手続きは省いて、手っ取り早く済ましてしまおうということか。不良仲間に馬鹿にされないように\(^o^)/
しかし、こうした手合いが増殖するから、有害な出会い系サイトも増殖するわけで、故にspamも増大する、と。
迷惑な話だね。
中高生の男子の性欲処理なんて、せいぜいが好きな女のことを思い浮かべながらの自家発電、なんてところが関の山だったオレ等の世代とは、正に隔世の感があるな。
そんな行為ですら、当時のオレなどは罪悪感を感じていたというのに。
まあ、どうでもいいことかもしれないが、恋愛というものに大きな憧れを抱く年頃で、そうしたものとは一切関係なくカネのやり取りによる体の売買に走ってしまう子供たちの未来はどんな風景なのだろうか。
非常に気になってしまう。もちろん、大きなお世話であることはわかってはいるのだが。
●童貞喪失を急ぐあまり…
神奈川県警は24日、出会い系サイトを運営していた男を逮捕した。男は埼玉県川口市に住む松島明宏容疑者(32)。県の公安委員会に届け出をせず、セックスの相手を紹介する事業をしたため、お縄となった。
今回の一件で「あれっ?」と思ったのが、摘発のきっかけが、書き込みをした中3男子への事情聴取だったことだ。この男子は「13歳と16歳の少女を4万~6万円で買春した」と供述。このほかに高3のときに女子高生に援交を呼びかける書き込みをした大学生が書類送検されている。
ロリコン趣味の大人ならともかく、中高生までがサイトで援交とは世の中変わったものだ。未成年者の間で何が起きているのか。
「いまは童貞を捨てないと仲間はずれにされる時代なのです」とは風俗ライターの神村雪雄氏だ。
「昔の不良はケンカや万引を一緒にやって仲間意識を持ったものですが、いまの不良は初体験をしたかどうかでその意識が決まる。未経験だとバカにされ、仲間はずれにされてしまう。それがイヤなので、援交サイトを使って一日も早く初体験したいと考えているのです」
最近の10代は「6ポケット」といって、両親とその祖父母の計6人からお年玉や小遣いをもらう。豊かな“財力”が童貞喪失に拍車をかけているのだ。
「ただしソープやデリヘルなどで20代の女性を相手にすると“おまえはオバサンとやった”と笑われる。だから自分と同世代の素人の女の子で筆下ろしをしたがるのです。また、ガールフレンドができ、相手がセックスの経験者だと知った男子も焦って初体験を済ませたがる。いずれの場合も援交サイトが便利なツールになっています」(神村氏)
ネット社会が援交年齢をグンと引き下げているとは、息子からパソコンを取り上げたくなる話だ。(日刊ゲンダイ2009年6月25日掲載)
確かに、「あれ?」っと思うわな\(^o^)/
中学生同士とか高校生同士とか中学生と高校生が性交に及ぶことは、まあ、好ましいこととはいえないが、良くある話だろう。
男も女も性に対する興味が昂進する頃だから、恋心を抱いた相手の体を性急に求めること自体、不思議なことではない。
しかし、売買春となれば話は別だ。
売る側が己の体の商品価値を認識して、相応の対価を払ってくれる相手方と契約するのは、法律や条令や常識や社会通念上は大問題かもしれないが、売る側の立場からすれば自然な行動だろう。
だが、中高生が買う側に回っているというのは、これはさすがに想定外だった(大学生はあり得るとは思ったが)。
「風俗ライターの神村雪雄氏」の話によれば、要するに馬鹿にされたくないから金を払ってまでも「筆下ろし」をしたい、それも商売女では却って嘲笑の的となるので「同世代の素人の女の子」といたそうとする、ということらしい。
しかし、そこに恋愛感情もなく金をもらって体を売るような相手方は、結局のところ「娼婦」に変わりはないわけで、そんな手合いで「筆下ろし」をして自慢になるのかね。
その辺の感覚が全く分からない。
最近の10代は「6ポケット」といって、両親とその祖父母の計6人からお年玉や小遣いをもらう。豊かな“財力”が童貞喪失に拍車をかけているのだ。
つまり金があるから、めんどうな手続きは省いて、手っ取り早く済ましてしまおうということか。不良仲間に馬鹿にされないように\(^o^)/
しかし、こうした手合いが増殖するから、有害な出会い系サイトも増殖するわけで、故にspamも増大する、と。
迷惑な話だね。
中高生の男子の性欲処理なんて、せいぜいが好きな女のことを思い浮かべながらの自家発電、なんてところが関の山だったオレ等の世代とは、正に隔世の感があるな。
そんな行為ですら、当時のオレなどは罪悪感を感じていたというのに。
まあ、どうでもいいことかもしれないが、恋愛というものに大きな憧れを抱く年頃で、そうしたものとは一切関係なくカネのやり取りによる体の売買に走ってしまう子供たちの未来はどんな風景なのだろうか。
非常に気になってしまう。もちろん、大きなお世話であることはわかってはいるのだが。