摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

SOHO勧誘メール

2007年10月19日 | spam
送信者:◇在宅ワーク案内ニュース◇mensoul774@look-up.mail-box.ne.jp
件名:未承諾広告※【在宅ワーカー急募】入力業務大量受注!!

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<事業者><送信者>
「*****************(株)◇在宅ワーク求人特集」
◆2007年10月_第1251号◆◇発行部数:20,915部
住所:東京都中央区日本橋2-7-5-3F配信拒否:お手数ですが
下記アドレスに「受信拒否」の件名で送信願います。
「配信拒否」→ ******@yahoo.co.jp
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以下略



件名の冒頭に「未承諾広告※」という表示をしているので、spamとしての悪質度は小さい方かもしれないが、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の規定上、送信者は、氏名(社名)・住所(所在地)・電話番号を明記しなければならないとなっていることから、電話番号の明記がない時点で法律違反だね。

内容的にかなりおいしいことを書いているが、少なくとも事業者としての信用性はかなり薄そうだ。
というのも、「資料請求」のページを開けると、名前・性別・生年月日・職業・住所・電話番号などの個人情報を「必須項目」として書かせながら、SSLすらほどこしていない。
つまり、この事業主以外の者にも筒抜けになる可能性を放置しているのである。

また、この広告メールを送りつけたメルアドと解除のメルアドがドメインまで違っていたりする。無論、この事業会社の問い合わせ先のメルアドは全く別物だ。

さらに、このメールの内容と全く同じ記事が、内容とは全く無関係な掲示板やブログのコメントなどにアップされている。
掲示板の管理人などは、当然のことながら、広告書き込みのような目的外使用を嫌うのは一般的な感情だが、その内容がこんないい加減なものでしかもマルチ書き込みでは怒りも最高潮だろう。

いったいこんなことをしてどんな効果あると思っているのか。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる的に、資料要求ページに個人情報を書き込んでくれるイノセントな人間が一人でもでればラッキーだなんて考えているのだとしたら、実にむかつく話だ。

SOHOを安定的な実収入に結びつけるのは相当に困難なことだろう。
CADやDTPやプログラムコーディング技術を持っていても、良い仕事が依頼されてくるとは限らない。
その人個人の持つスキルが認知され、地道に依頼をこなすことで信頼関係を構築し、その評判が広範囲に広がっていく、といったような形にならなければ、とても正業としては成り立つまい。
少なくとも、MSOfficeをちょっとかじった程度で他に何の技術もないような人が、SOHOでまとまった収入を得られるなどという、そんな甘い環境はどこにも存在しないのではなかろうか。オレはそう思うね。
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新参もの\(^o^)/

2007年10月15日 | spam
差出人:nyuname@yahoo.co.jp
題名:居酒屋オフ会しましょ~!
Return-Path:nyuname@yahoo.co.jp
Sun, 14 Oct 2007 23:09:40 +0900
Received:from pc36 ([222.127.16.84])

突然のメールごめんなさい。
私、なおこと言います。

近所に私と同じ専業主婦をしている友人のゆかりという女性がいるんですけど、私達2人とも子供がいないからけっこう暇を持て余してる状態です。
旦那はだいたい毎晩12時過ぎまで飲んで帰るので、私達も2人で飲みに行くことは多いんです。
…で、この間ゆかりと「この際男の人も交えて飲みに行きたいね」っていう話しになって・・。
でも、ホストクラブとかも行くとお金がかかるし・・。
かといっていつも女2人で飲んでるのも、つまんないでしょ?

日ごろから2人で飲んでいることは旦那達も知っているので、多少なら遅くなっても大丈夫なんです。
普通の居酒屋で構わないので、パァー!っと一緒に飲みにいけないかと思ってお誘いしてみました。

平日の12時くらいまでだったら何時でもいいですよ。
お店の場所は一応決めてあるんです。
もし、そちらで他にいいところがあればそっちまで行きます。
今のところ考えているお店は地図でhttp://*********************/に載せておきました♪
自信ないですけど・・一応顔写真も載せておきました。
オバサンだからってビックリしないでくださいね。

それでは良いお返事待ってます。

なおこ


「開封確認」付き。
「222.127.16.84」のISPはまたまたフィリッピンらしい(^o^;
netnameは「Globe-ICS_DSL_PRO」だ。

内容以前に、メルアドの「nyuname」が投げやりすぎるよな。
めんどうくせえから、なーんちゃっていい加減につけたんだろうが、もうそれだけで終わっている。

この出会い系サイトはどうやら新参らしく、このURLは各種の迷惑メールデータベースにも登録されていない。
ということで、本来はURLも晒すところだが、宣伝になったのでは無念なのでやめることにした\(^o^)/
ただし、このメルアドはそろそろ各種フィルターに引っかかりつつありそうなので晒した次第(当然オレも迷惑メールに登録済み)。

まあ、内容については野郎どもの考えそうな与太話の域を出ないが、確かに、子供が手を離れた主婦(あるいは子供のいない人)が友達同士で定期的に飲み会を開いているという話はよく聞く。
オレの友達にもそうした仲間がいるが、彼女らは「女同士」だからこそ気のおけない飲み会が出来るのだ、と言っていた。
元同級生や同僚といった関係の男友達と、年に数回飲むくらいなら、まあ、目先も変わって楽しいかもしれないが、やっぱり気を使うことだろう。こっちだって気を使うし。
まして、素性も知れないような男と飲もうだなんてとても考えられない、とのことだった。
恐らくこれが正直なところだろう。

それはともかく、近所の主婦同士の二人であれば、店で飲むよりもお互いの家で飲んでいる方がよっぽど気が楽な気もする(ダンナは毎晩12時まで飲んでいるそうだし)が如何?
それとも二人で飲みながらも、何らかのアバンチュールが欲しいっていう設定か\(^o^)/

新参者らしく、ちょっと新しい展開ではあるが、やっぱり設定に無理がありすぎると思うぜ。
しかも、何回も書いていることだが、なんで出会い系サイトにアクセスしないと連絡が取れないんだ?オレのところにはちゃんとメールが届いているぞ(開封確認メールは送らないけれども)。
だったら、この(怪しい)メルアドに返信してください、となぜならないんだ?第三者を仲介しなければならない合理的な理由くらい、せめて書きなさいよ。大きなお世話だけれども\(^o^)/
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残念ながら既になし

2007年10月11日 | spam
差出人:chocofactoy23@yahoo.com
題名:いいサイト見つけました。
Return-Path:chocofactoy23@yahoo.com
Thu, 11 Oct 2007 04:35:39 +0900
Received:from pc09 ([203.177.214.37])

お久しぶりですね。元気ですか?
私のほうですが、嫁に逃げられました。

ところでいいサイト見つけましたよ。
http://lastkingdom.thehostcity.com/

ここ(↑)です。けっこうすぐに相手を見つけて会えましたよ。
利用してみてはいかがでしょうか。



開封確認付き。

IPアドレス「203.177.214.37」はフィリピンのGLOBET-PHのようだ。無論、詐称の可能性はあるが。

友達みたいな書きぶりだが、もちろん、こんなyahooフリーメールを詐称し「嫁に逃げられ」たようなヤツになど、全く心当たりもない。
しかも、ここで紹介されているサイトは既になかった。
だからどんなサイトなのか確かめるすべもないのだが、全くこういうサイトの賞味期限というのは短すぎるよな。

しかし、壮大なドメイン名だな。意味が全く不明だけれども(^o^;

文章もどうせ創作なんだろうけれども、出会い系で「すぐに相手を見つけて」会うような男の女房はやってられないよね。嫁、逃げて当然だ。

作文にしても、妙に哀れでもの狂ほしけれ。
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思春期の生徒と教師

2007年10月01日 | 男女の心象風景
42歳女教師と16歳元教え子の性関係 ネット上での不思議な反応

42歳女教師が失踪し、その間、16歳元教え子の男子高校生と行動を共にしていたことによって、この女性教師が佐賀県青少年健全育成条例違反で逮捕された事件は、その極めて特殊な性格からか、ネット上で大変な話題になっているらしい。
確かにこうしたことが発覚し、それが逮捕まで至ることはかなりレアなケースだが、内容自体がそれほど「特殊」とも思えない。
中学3年生といえば、自分の将来に対してある程度の見通しをつけなければならないころでもあるし、描いていた夢と現実の狭間に苦しむ時期でもある。
そうした葛藤や悩みからの逃避行為として、異性や恋愛に対する想いが湧き上がってくるのも、また自然なことではないのか。

ネットなどの書き込みを見ていると、「オレが16歳の頃には42歳なんて眼中になかった」「今ならオッケーだが、16歳ではあり得ない」みたいなものも結構あったりするが、それこそ「今現在の自分の感覚」で言っているわけで、その当時、本当に「眼中になかった」のかは疑わしい限りだ。
「自分もそうした経験があった」とむしろ前向きに評価する意見もあり、「女性」教師だとかなり同情票を集めるものなのだなと感心する(これが男性教師だったら、きっと袋叩きだぜ)。

話を戻すが、そんな思春期(いやあ懐かしい響きだな)の男子生徒が、混沌とした自らの精神的不安定な状況にあって、悩みの真の原因に行き着かずに、優しい女の先生にすがることで安らぎを得ようとすることはある程度想定されるところである。

オレの友人の女性教師が、やはり40歳の頃、教え子の中学2年生の男子生徒に愛を告白されて戸惑っていたことがあった。
彼女は当時独身だったが、家の玄関の前でその男子生徒が何時間も帰りを待っていることもあったという。
彼女から相談を受けたオレは、「恐らくそれは、自分の進路のこととで悩みを抱えていて、そこからの逃避のために、憧れている先生にすがろうとしてるのではないか」と思い、彼の現状を訊ねた。
果たして彼は、己の将来の夢は音楽家(バイオリン)であるのに、実家が医者であることからその道に進むのことが半ば当然として親達の認識の中にあることに悩んでいた。
親はそれほど深刻なことだとも思わず、「バイオリンは趣味でも出来る」と簡単に受け流していたそうだ。
彼の意識としては全く逆で、バイオリンこそが自分の命であったわけだから、この乖離は大きい。しかも、非常に「いい子」であるらしく、親に逆らうことも出来ない。
そんな思いの中で、自分の擬似的な恋愛世界に入り、自分のことを解ってくれている大好きな女の先生を求めたのであろう。
オレはそのように、彼女に対して考えを述べ、一度、進路のことについて真剣に相談に乗ってあげればいい、何をしたいのか、将来どのような夢を持ちたいのか、きちんと聴くことでもしかすれば気持ちが前向きな方向にいくかもしれない、とアドバイスをした。
その後、彼女はその男子生徒の話をじっくりと聴いたそうだ。
彼はやはり進路と夢の狭間で苦しんでいたようであったが、自分のことを真剣に聴いてくれる人がいることで安心感を取り戻し、自ら進路に対する考えを固めたそうである。
もちろん、彼女に対する恋愛感情はそれに比例して薄れ、人として尊敬できる大人という位置付けに変わった。
「ちょっと惜しかったかな」冗談交じりに語ったその言葉が、わずかに本音をみせていたが、きちんと対峙して方向性を示せたことの達成感の方が何百倍も大きかったことだろう。彼からのお礼の手紙を手にして、本当に嬉しそうに笑った。

教師の仕事は、相手が未熟であるだけに極めて責任が重く難しい。

この事例において、この女性教師がこのような行動に走ってしまったのは、単なる感情や想いだけではなく、この女性教師側にも何らかの事情、つまり、この男子生徒と行為を持つことによって救われると感ずるような心理的な危機状態(家庭とか職場環境とか)にあったのではないのか。
双方が依存体質からフリーになれなかったのであれば、行き着くところまでいってしまうこともまた、あり得ることなのだろう。

それにしても、予想通り、この女性教師の顔写真がネットに晒されている。
司直の手によって裁かれた上に、このような形で社会からも抹殺されようとしているのだ。
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