12月になった。
朝のうちはかなりの冷え込みになったが、昼間は正に小春日和で、何とも穏やかな師走の始まりである。
先日、このブログでも取り上げた男性器切断事件、公判が始まり、赤裸々な概要が明らかにされつつある。
弁護士の局部切断事件の最大の被害者は…
想像するだに凄惨で恐ろしい情景が浮かんできてしまうが、そこまで至った経緯が司法の場で改めて明らかにされた。
当初から予想されたことではあるが、被害者男性と加害者の妻との間には、いわゆる「不倫」の関係があり、女性検察官の口からは「6回」という性交の事実が語られたようだ。
ホテルでの交合にとどまらずカラオケボックスでコスプレにまで及んでいたそうだから、両者ともこうした関係に血道をあげていたことは間違いなかろう。
そうした関係を全く知らないまま、妻の「上司からセクハラ被害を受けレイプまでされた」という言葉を信じ込んで凶行に及んでしまった被告。
この下りには頷かざるを得ない。
余りに短慮に過ぎる(その割には当日の行動をシナリオ化していたそうだが)とは云い条、己の引き起こした凶行によって失ったものはあまりに大きい。
そして、
これも、全く以てその通りである。
被害者男性はいわば自業自得ともいえるかもしれないが、妻子にとっては青天の霹靂なのだから。
余りにも酷すぎる話ではないか。
ところで、この記事などについているコメントでは、加害者妻が「最大の加害者」といった下りが目立つ。
確かにこの加害者妻の態度には度し難いものがあるし、現実にその虚偽の訴えが二人の男性を奈落の底に突き落とす結果につながったのだから、そう言いたくなるのもわかるような気がする。
ネット上の情報しかないので、二人の間にどのようなやり取りがあったのかまではわからないが、高尾山登山のあと、被告妻の想いは急速に冷め、「不倫」関係の清算を図ったとのことだ。
被害者男性はそれを引きとめたということであるから、恐らく被害者男性の方に未練がたっぷり残っていたということだろう。
この期に及んで「もしも」などといっても詮無いことではあるが、加害者妻の想いが冷めた段階で関係が清算されていれば、このような事件は起きなかったはずである。
「不倫関係」などというものは所詮刹那的なものなのであり、遅かれ早かれ破たんすることは目に見えている。
しかもお互いに連れ合いがいるのだからなおのことであろう。
にもかかわらず、被害者男性は未練がましく加害者妻を引き留め、関係の継続を迫ったのだとしたら、最も罪の深いのはこの被害者男性、ということにならないか。
少なくともオレはそう思う。
この被害者男性の往生際の悪さ自分勝手な行動が、己と己の家族を悲嘆のどん底に落とし込んだだけでなく、前途有望であったであろう若者の将来の夢をも無残にぶち壊したのではないのか。
朝のうちはかなりの冷え込みになったが、昼間は正に小春日和で、何とも穏やかな師走の始まりである。
先日、このブログでも取り上げた男性器切断事件、公判が始まり、赤裸々な概要が明らかにされつつある。
弁護士の局部切断事件の最大の被害者は…
想像するだに凄惨で恐ろしい情景が浮かんできてしまうが、そこまで至った経緯が司法の場で改めて明らかにされた。
当初から予想されたことではあるが、被害者男性と加害者の妻との間には、いわゆる「不倫」の関係があり、女性検察官の口からは「6回」という性交の事実が語られたようだ。
ホテルでの交合にとどまらずカラオケボックスでコスプレにまで及んでいたそうだから、両者ともこうした関係に血道をあげていたことは間違いなかろう。
そうした関係を全く知らないまま、妻の「上司からセクハラ被害を受けレイプまでされた」という言葉を信じ込んで凶行に及んでしまった被告。
一方で、被告もある意味で被害者と言える。妻にウソをつかれることなく順調であれば、来年、司法試験を受けていた可能性が高い。公判を傍聴した慶大法科大学院の元クラスメートは、「(被告は)とても静かな人で、何かに対し怒ったところなど見たことはない。『弁護士になるのが夢』と話していた。勉強熱心で、来年試験を受けていれば、合格していたと思う」と残念がっていた。前途ある若者の夢は、一瞬で砕け散った。
この下りには頷かざるを得ない。
余りに短慮に過ぎる(その割には当日の行動をシナリオ化していたそうだが)とは云い条、己の引き起こした凶行によって失ったものはあまりに大きい。
そして、
しかし、最大の被害者は他ならぬ、被害男性の妻子ではないか。事件後にてんまつを知ったであろう家族を思うとあまりに不憫(ふびん)でならない。
これも、全く以てその通りである。
被害者男性はいわば自業自得ともいえるかもしれないが、妻子にとっては青天の霹靂なのだから。
余りにも酷すぎる話ではないか。
ところで、この記事などについているコメントでは、加害者妻が「最大の加害者」といった下りが目立つ。
確かにこの加害者妻の態度には度し難いものがあるし、現実にその虚偽の訴えが二人の男性を奈落の底に突き落とす結果につながったのだから、そう言いたくなるのもわかるような気がする。
ネット上の情報しかないので、二人の間にどのようなやり取りがあったのかまではわからないが、高尾山登山のあと、被告妻の想いは急速に冷め、「不倫」関係の清算を図ったとのことだ。
被害者男性はそれを引きとめたということであるから、恐らく被害者男性の方に未練がたっぷり残っていたということだろう。
この期に及んで「もしも」などといっても詮無いことではあるが、加害者妻の想いが冷めた段階で関係が清算されていれば、このような事件は起きなかったはずである。
「不倫関係」などというものは所詮刹那的なものなのであり、遅かれ早かれ破たんすることは目に見えている。
しかもお互いに連れ合いがいるのだからなおのことであろう。
にもかかわらず、被害者男性は未練がましく加害者妻を引き留め、関係の継続を迫ったのだとしたら、最も罪の深いのはこの被害者男性、ということにならないか。
少なくともオレはそう思う。
この被害者男性の往生際の悪さ自分勝手な行動が、己と己の家族を悲嘆のどん底に落とし込んだだけでなく、前途有望であったであろう若者の将来の夢をも無残にぶち壊したのではないのか。