夫の出世がねたましい
久々に目が点になるような話題。
挫折によって仕事を辞めた頃に、同じ仕事仲間であった男性と交際し始め、結婚まで至ったということで、彼女は現在派遣の仕事をしていて、頑張って家事と両立させているという。
挫折は経験したが、働く意欲は失っていない。
これだけ読めば、大変前向きな女性なのだろうと思われる。
しかし、次の下りを読んで、さすがに暗澹とさせられた。
一番の疑問は、「だったらなぜその人と結婚したのだろうか」ということ。
この夫に問題があるとすれば、共働きなのにもかかわらず、家事を分担せずに家の雑事を彼女に押し付けていることであり、であればきちんとそのことを伝え、応分の負担をするように要請することで解決の糸口は見つかるはずだろう。
だが、その前提には、自分が果たせなかった(挫折してしまった)仕事で夫が成功していることを妬ましく思うという、失礼だがちょっと歪んだ同志的感情が挟まっていて、これがかなり大きな障害になっているらしい。
つれあいというものは、自らの意思で決めることのできる唯一の「身内」である。
その自らが選んだ伴侶の成功を素直に喜べないどころが嫉妬すら感じ、挙句にそこからの解放の方法を「離婚」という、自分の意思を否定する方向で考えてしまう。
ということは、そもそもこの結婚自体、すべきではなかった、ということになりはしないか。
本当に、なぜこの結婚が成り立ったのだろう。全く理解不能である。
いずれにしても、彼女がこんな考えに取りつかれている以上、これから先、この二人の共同生活に未来はない。
離婚した方が、この夫のためにもいいのではないか(妻だって気が済むだろうし)。
第一、こんな風に前向きに考えて頑張ろうとした彼女ですら挫折した厳しい仕事で、成功し出世しているというのだから、この夫、相当な頑張り屋で有能であるばかりではなく、かなりきついプレッシャーや困難を抱えているのではなかろうか。
その不満を家でぶちまけている様子もないところは誠にあっぱれだ。
見上げた男ではないか。
にもかかわらず、妻は夫が「外でのびのびと仕事をしていることに腹を立ててしまう」のである。
こんな理不尽な理由で離婚を切り出されたのであれば、夫は慰謝料を請求してもいいくらいだという気がする。
とにかく、この夫には、つれあいの仕事での頑張りを我がことのように喜んでくれる伴侶を、改めて見つけてほしいものと願わずにはいられない。
久々に目が点になるような話題。
結婚3年目の30代の女性です。夫とは仕事を通じて知り合いました。交際を始めた頃、私は仕事を辞めました。挫折です。
挫折によって仕事を辞めた頃に、同じ仕事仲間であった男性と交際し始め、結婚まで至ったということで、彼女は現在派遣の仕事をしていて、頑張って家事と両立させているという。
挫折は経験したが、働く意欲は失っていない。
これだけ読めば、大変前向きな女性なのだろうと思われる。
しかし、次の下りを読んで、さすがに暗澹とさせられた。
一方、夫は私が挫折した仕事を続け、どんどん出世しています。妻としては応援すべきなのでしょうが、素直に喜ぶことができません。家の雑事を私に任せて、外でのびのびと仕事をしていることに腹を立ててしまうのです。毎日つまらないことでけんかをしてしまいます。
夫がまぶしい。しかし、ねたましくもあるのです。私は以前の職に再び就くことはないでしょうが、もう一度、仕事に没頭してみたい。離婚して解放されたい、とすら思ってしまいます。
一番の疑問は、「だったらなぜその人と結婚したのだろうか」ということ。
この夫に問題があるとすれば、共働きなのにもかかわらず、家事を分担せずに家の雑事を彼女に押し付けていることであり、であればきちんとそのことを伝え、応分の負担をするように要請することで解決の糸口は見つかるはずだろう。
だが、その前提には、自分が果たせなかった(挫折してしまった)仕事で夫が成功していることを妬ましく思うという、失礼だがちょっと歪んだ同志的感情が挟まっていて、これがかなり大きな障害になっているらしい。
つれあいというものは、自らの意思で決めることのできる唯一の「身内」である。
その自らが選んだ伴侶の成功を素直に喜べないどころが嫉妬すら感じ、挙句にそこからの解放の方法を「離婚」という、自分の意思を否定する方向で考えてしまう。
ということは、そもそもこの結婚自体、すべきではなかった、ということになりはしないか。
本当に、なぜこの結婚が成り立ったのだろう。全く理解不能である。
いずれにしても、彼女がこんな考えに取りつかれている以上、これから先、この二人の共同生活に未来はない。
離婚した方が、この夫のためにもいいのではないか(妻だって気が済むだろうし)。
第一、こんな風に前向きに考えて頑張ろうとした彼女ですら挫折した厳しい仕事で、成功し出世しているというのだから、この夫、相当な頑張り屋で有能であるばかりではなく、かなりきついプレッシャーや困難を抱えているのではなかろうか。
その不満を家でぶちまけている様子もないところは誠にあっぱれだ。
見上げた男ではないか。
にもかかわらず、妻は夫が「外でのびのびと仕事をしていることに腹を立ててしまう」のである。
こんな理不尽な理由で離婚を切り出されたのであれば、夫は慰謝料を請求してもいいくらいだという気がする。
とにかく、この夫には、つれあいの仕事での頑張りを我がことのように喜んでくれる伴侶を、改めて見つけてほしいものと願わずにはいられない。