摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

夫の出世がねたましい

2010年08月30日 | 男女の心象風景
夫の出世がねたましい

久々に目が点になるような話題。

 結婚3年目の30代の女性です。夫とは仕事を通じて知り合いました。交際を始めた頃、私は仕事を辞めました。挫折です。

挫折によって仕事を辞めた頃に、同じ仕事仲間であった男性と交際し始め、結婚まで至ったということで、彼女は現在派遣の仕事をしていて、頑張って家事と両立させているという。

挫折は経験したが、働く意欲は失っていない。
これだけ読めば、大変前向きな女性なのだろうと思われる。

しかし、次の下りを読んで、さすがに暗澹とさせられた。

 一方、夫は私が挫折した仕事を続け、どんどん出世しています。妻としては応援すべきなのでしょうが、素直に喜ぶことができません。家の雑事を私に任せて、外でのびのびと仕事をしていることに腹を立ててしまうのです。毎日つまらないことでけんかをしてしまいます。

 夫がまぶしい。しかし、ねたましくもあるのです。私は以前の職に再び就くことはないでしょうが、もう一度、仕事に没頭してみたい。離婚して解放されたい、とすら思ってしまいます。

一番の疑問は、「だったらなぜその人と結婚したのだろうか」ということ。

この夫に問題があるとすれば、共働きなのにもかかわらず、家事を分担せずに家の雑事を彼女に押し付けていることであり、であればきちんとそのことを伝え、応分の負担をするように要請することで解決の糸口は見つかるはずだろう。

だが、その前提には、自分が果たせなかった(挫折してしまった)仕事で夫が成功していることを妬ましく思うという、失礼だがちょっと歪んだ同志的感情が挟まっていて、これがかなり大きな障害になっているらしい。

つれあいというものは、自らの意思で決めることのできる唯一の「身内」である。
その自らが選んだ伴侶の成功を素直に喜べないどころが嫉妬すら感じ、挙句にそこからの解放の方法を「離婚」という、自分の意思を否定する方向で考えてしまう。

ということは、そもそもこの結婚自体、すべきではなかった、ということになりはしないか。
本当に、なぜこの結婚が成り立ったのだろう。全く理解不能である。

いずれにしても、彼女がこんな考えに取りつかれている以上、これから先、この二人の共同生活に未来はない。
離婚した方が、この夫のためにもいいのではないか(妻だって気が済むだろうし)。

第一、こんな風に前向きに考えて頑張ろうとした彼女ですら挫折した厳しい仕事で、成功し出世しているというのだから、この夫、相当な頑張り屋で有能であるばかりではなく、かなりきついプレッシャーや困難を抱えているのではなかろうか。
その不満を家でぶちまけている様子もないところは誠にあっぱれだ。
見上げた男ではないか。

にもかかわらず、妻は夫が「外でのびのびと仕事をしていることに腹を立ててしまう」のである。
こんな理不尽な理由で離婚を切り出されたのであれば、夫は慰謝料を請求してもいいくらいだという気がする。

とにかく、この夫には、つれあいの仕事での頑張りを我がことのように喜んでくれる伴侶を、改めて見つけてほしいものと願わずにはいられない。
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不倫男女を石打ち処刑

2010年08月17日 | 男女の心象風景
不倫男女を石打ち処刑 アフガンのタリバン

イランで姦通罪に問われた42歳女性(鞭打ちを用いての自白教唆によるもので冤罪の疑いが強いと聞く)の石打ちによる死刑執行の話(まだ執行はされていない)が各方面で話題となっていたが、アフガンのタリバンによって、この刑が執行されたらしい。

 地元当局によると、男性(28)は既婚者で、女性(20)は別の男性と婚約していた。2人は駆け落ちして友人の家に隠れていたところを見つかり、15日に約150人の前で処刑された。地元のタリバン司令官が命じたとされる。

石打の刑は古代オリエント世界における一般的な処刑手法であり、対象となる大罪は、霊媒や予言を行ったり、自分の父母に災いを呼び寄せたりする者のほか、「姦淫、同性愛、獣姦など、『倒錯した』性行為をおこなう者」なのだそうだ。
キリスト教における最初の殉教者ステファノが、ユダヤ教を批判した咎でこの刑により処せられたのは有名である。

執行の方法は誠に酸鼻を極める残酷なもので、男の場合は下半身を地面に埋めて身動きが出来ないようにし、大勢の者がこぶし大の石を、受刑者が死に至るまで投げつける。
女性の場合は、しばしば大きな布袋などに入れて縛られ、そこに向けて同じように石をぶつける。

想像するだけでも身の毛もよだつひどさで、具体的な話は以下に詳しい。

Yahoo知恵袋の記事

この記事にもあるように、強姦された被害女性までその対象となるような実に理不尽な刑罰で、イスラム世界では、女性の「価値」を婚姻などにおける処女性の確保による商品価値くらいにしか考えていないのではないかと、疑ってしまいたくなるようなものだ。

それにしても、不倫の報いがこの刑罰では、恐ろしすぎてオレなどとてもそんな行為には走れないが、この刑を執行された二人は、それでも二人の愛を貫きたかった、ということなのだろうか。
この世で結ばれることがないのであれば、せめて二人してともに死にたい、ということであったとするのであれば、それこそ、残された男の妻と女の婚約者の立つ瀬はない。
彼らの深かったのであろう愛そのものを非難するつもりはないが、それでもやっぱり双方にとってひどい話ではある。

彼らの執行がどのような形で行われたのか知る由もないが、最初の石つぶてが当たる痛みを風を切る音と同時に感じた時、彼らの脳裏に走ったものは何であったのであろうか。
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iPhone、ウイルス感染で勝手に電話の恐れ

2010年08月13日 | Weblog
ケータイ市場では、スマートフォン、とりわけiPhoneの人気がうなぎ昇りという感じだ。
今朝も、通勤駅のホームで、若いあんちゃん(いやー、古い言い方だね)が、音楽を聴いていたiPhoneに着信したらしく、慌ててイヤホンをはずして通話をしていた。
なんとも忙しいことだな、と思った次第。

ところで、スマートフォンは結局のところモバイルPCの進化版という性格もあってか、予想通りの状況が展開されているようだ

iPhone、ウイルス感染で勝手に電話の恐れ

いやはや、なんというかいたちごっこの最たるもの、という気がするね。

ところで、読売の朝刊には、このネット記事の後に、次のような文章が載っている。

 アップル社は11日(米国時間)から修正プログラムを配布、利用者がダウンロードできるようにしている。アップルジャパンは「被害があったとは聞いていない」としている。iOSは、iPhoneなど全世界で1億台以上に搭載されている。

yahooのニュース記事でこの部分が抜け落ちているのは、恐らく単なるスペースの問題なのだろうが(YOMIURI
ONLINEには全文が掲載
)、この程度の分量なら掲載してもそれほどの負荷にはならないと思うんだけれどもなあ。
「被害があったとは聞いていない」というアップルジャパンの発言には、なんとはなしに違和感を感じてしまうね。

それはともかく、これまでウィルスとは一定の距離感のあったアップル製品が今回ターゲットとされたのは、勝手な憶測ではあるが「1億台以上に搭載されている」という、その「人気」によるところが大きいのではないだろうか。
ウィルスを作成するプログラマーの想いとすれば、なるべく多くの人々の耳目を集めることにこそ「やりがい」があろうというものだ。
これまでのMacなどがウィルス感染から比較的安全であったのも、別にMacのセキュリティ対策が万全であったからというわけではなく、要はwindowsに比べて市場占有率があまりに低かったから、せっかくウィルスを作ってもさしたる話題にはならない、と考えたゆえのことではないかとオレは思っているし、周辺のMacユーザーも同じような見解を持っている。

つまり、それだけiPhoneが売れているということであり、ウィルスは迷惑だがそれはそれとして慶賀すべきことなのかね。

いずれにしても、こうした危険性は当初から想定すべきものであり、そうした対応が遅れているという点からしても、スマートフォンというもの自体に大きな陥穽があるということなのだろう。
迷惑メールのブロックなどに関して、かなり強力な対策を打てるケータイメールが使えないという点で、オレは端からスマートフォンを使うつもりなどなかったが、このいわば予想通りの展開を見て、さらにその気は失せた。

ウィルス感染がPCの内部に収まっている段階では、最終的にネットから切断してオフラインのスタンドアロンで使えば、それ以上の被害の拡大は当面防げるが、ケータイではそうはいかない。
そもそもケータイは、電話やメールなどを用いて適時かつ簡便に外部とコミュニケーションを取れるところにこそ存在する意味があるのだ。
外部との接続を切ったケータイなど死んだも同然。

というわけで、今後も迷うことなくガラケーを使い続けようと改めて思った次第。
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iPod touchをiPhoneにしてしまう「脅威の保護カバー」

2010年08月04日 | Weblog
8月になった。
7月末から8月初めまで、ほんの少し気温が下がったが、またまた元気な太陽がギラギラ光線を発していて、オレたちの脳味噌をゆで上げようとしている。

ところで、おもしろい記事があった。

iPod touchをiPhoneにしてしまう脅威の道具が登場-中国

いやはや、さすが中国!

  記事によれば、iPod touchをiPhoneにしてしまう「脅威の保護カバー」にはSIMカードのほか、電池を設置することができる。それにより、120時間の連続使用のほか、4.5時間の連続通話が可能となるという。iPod touchには音声を拾うマイクが搭載されていないが、「脅威の保護カバー」にはマイクも搭載されているため、通話が可能になる。

SIMカード、電池、そのうえマイクまで搭載された「保護カバー」か!

一体どんなシロモノなんだろう。すごく興味がわいてくる。

確かにiPod touchはWi-Fiが搭載されているのでネットへの接続はできるわけだから、Dockコネクタ経由でこうした制御は可能だろうとは思うが。

正規品の販売という真っ当な方法よりも、コピー商品を廉価で売ろうとする方向に力を注いでいるような印象の強いかの国のこと、こうした発想が出てくるのも、まあ当然というところか。

そういえば、iPadが発売されたら、間髪をいれずに「iPed」とかいうまがいものを作り出したという国であったな、と妙に納得。

外見が酷似しているばかりか、タッチスクリーンを採用したことで画面を指でなぞって端末を操作できるなど、その高いパクリ技術には驚かされるばかりだ。

とのことだから、相当に完成度も高いことだろう。

それだけの技術があるのであれば、iPadなどを超える情報端末を独自に開発する方向に目先を切り替えればいいのに、と、思ってしまうが、まあ、これは大きなお世話だね。

毒入り餃子事件に端を発し、ケータイの電池爆発みたいな話が出てきてからは、「made
in china」とか「中国産」とか書いてあると、どうにも一種の拒絶反応を示してしまうようになったが、さらにこんな話を聞くと、こうした感情を払拭することは、まだ暫く難しそうだな。

ま、オレとしては、iPodもiPhoneも、今のところほとんど興味の対象とはなっていないので、どうでもいいんだが。
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