川で寝ていた白鳥、起きたら川が凍っており身動きとれず
これには笑った。
もちろん、この白鳥の間抜けぶりがおかしかったからに他ならないが、助けてくれた人たちを噛みまくるという「恩知らずぶり」にも腹を抱えた\(^o^)/
笑いながら、以前読んだ中島らも氏のエッセイ「ロング・ロング・ヴェイカント」をふと思い出す。
中島氏は28歳の年の6月に、それまで務めていた印刷会社を突然辞めて9ヶ月に及ぶ失職生活に入ったのだそうだ。
起き抜けに窓際に座ってビールを飲みながら、サラリーマンどもの出勤風景を眺め、「ヘッヘッヘッヘ」などと笑うような、ある意味「羨ましい」生活を続ける。
その生活の中で、中島氏はドブ川から拾ってきた亀を飼う。
そんな可愛い相棒が、ある寒い朝に死んだそうだ。
そして笑いながらも中島氏はその自由な「失職期間=バカンス」が終わろうとしていることを実感するのである。
このエッセイを読みながら、そのカメの最期の情景が頭に浮かんで、オレも思わず笑い、そしてしみじみとした気分になったものだ。
この白鳥は助かったわけだから、それだけでも感謝しないとね。
これには笑った。
もちろん、この白鳥の間抜けぶりがおかしかったからに他ならないが、助けてくれた人たちを噛みまくるという「恩知らずぶり」にも腹を抱えた\(^o^)/
笑いながら、以前読んだ中島らも氏のエッセイ「ロング・ロング・ヴェイカント」をふと思い出す。
中島氏は28歳の年の6月に、それまで務めていた印刷会社を突然辞めて9ヶ月に及ぶ失職生活に入ったのだそうだ。
起き抜けに窓際に座ってビールを飲みながら、サラリーマンどもの出勤風景を眺め、「ヘッヘッヘッヘ」などと笑うような、ある意味「羨ましい」生活を続ける。
その生活の中で、中島氏はドブ川から拾ってきた亀を飼う。
午前中はカメと遊ぶ。
このカメは近くのドブからひろってきたものでだが、なかなかに可愛い奴で、おコメ、タクアン、トウフの切れっぱし、何でもたくましく長い首をのばして、ハグッと食いついてくれる。
そのケンキョさと情けないばかりのスローモーさが失業者の無聊の朝とみごとにフィットするのだ。
そんな可愛い相棒が、ある寒い朝に死んだそうだ。
年も押しつまったある寒い朝に、カメにエサをやろうとして外に出ると、カメが死んでいた。
それも普通の死に方ではない。息をしようとして伸ばした首のまわりに、氷が張りつめて、窒息死していたのだ。
どん臭いのもほどがある。僕は悲しいよりも先に笑ってしまった。
そして笑いながらも中島氏はその自由な「失職期間=バカンス」が終わろうとしていることを実感するのである。
このエッセイを読みながら、そのカメの最期の情景が頭に浮かんで、オレも思わず笑い、そしてしみじみとした気分になったものだ。
この白鳥は助かったわけだから、それだけでも感謝しないとね。