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ブリッジ・オブ・スパイ

2016年09月03日 | 日常
最近見た映画(といってもレンタルDVDだけど)、「ブリッジ・オブ・スカイ」が良かったので紹介しよう。



昨年のアメリカ映画で、スピルバーグ監督、主演はトム・ハンクス。
簡単に内容を紹介すると、1957年、東西冷戦の緊張感高まるなか、アメリカで一人のソ連軍スパイが逮捕される。
アメリカの機密情報を本国に送り続けた重犯罪人ということで、普通は死刑なのだけど、「法の下の公平性」ということで、弁護士がつけられる。
その弁護士こそが映画の主人公、トム・ハンクス演じるジェームス・ドノヴァンだ。
ドノヴァンは非常に腕のいい弁護士で、死刑が当たり前と思われたソ連スパイは、無期懲役となる。
しかし、敵のスパイの味方になったということで、全米から非国民だと大バッシングを受けるのだった。
そんなおり、今度はソ連でアメリカ軍のスパイが逮捕されてしまう。
当然、アメリカとしては逮捕された男がスパイであることなど認めないのだけど、早急に取り戻さないとヤバイことになる。
ちょうどそのころ、東西が分断されつつあるドイツで、一人のアメリカ人学生がスパイ容疑で東側に逮捕される。
そこで、アメリカとソ連で、スパイ交換が行われることになったのだ。
呼ばれたのは、ソ連スパイを弁護したドノヴァン弁護士。
果たして、交渉は上手くいくのか?

感想としては、東西冷戦のピリピリした緊張感が伝わってきて、最後まで目が離せない展開はスゴイと思った。
一歩間違えると、核戦争や第3次世界大戦につながりかねないのだ。
そして、ソ連に拘束されたスパイはなんとしても取り戻さねばならないが、東ドイツに拘束された学生など見殺しにしてもよい、というアメリカ政府。
ここでの、人名よりも国を優先する政府と、国よりも人名を優先するドノヴァン弁護士の対立も面白い。

(その他)

「エベレスト3D」

1996年にエベレストで起きた大量遭難事故を映画化したのもの。
大自然の美しさと危険、極限状態の人間の精神状態、わずかな判断の違いで生死をわけるシチュエーション。
いろいろな要素が絡みあって、見ごたえのある作品に仕上がっている。
ちょっと難点なのが、登場人物がわかりにくいこと。
僕は途中で何度も、実際のエベレスト遭難事件のwikiと人物確認をしながら見たんだけど、ゴーグルや酸素マスクをつけると益々誰が誰だかわからなくなるのだった。

「マッドマックス3」

初代と「2」はけっこう良かったので、「3」も借りてみたんだけど、これはダメだ。
半分くらいで見るのをやめてしまった。
すみません。

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