Music Mania

No Music No Life

7割の人がCD購入せず

2014年11月23日 | 音楽
調査サイト「しらべえ」によると、今年1枚もCDを購入していない人は7割になるという。

2014年に音楽CDを1枚も購入してない人の割合を調査 この数字、あなたはどう見る?

CDが売れない時代と言われているが、1枚も買ってない人が7割というのはちょっと驚いた。
CDを買った人は全体の3割しかいないのだ。

では有料DLを利用しているのかというと、そうでもないらしい。

「音楽離れ」では無く「有料音楽離れ」か…世代別の「音楽との付き合い方」をグラフ化してみる(2014年)(最新)


CD購入、有料DLなど、「お金を払って音楽を聴く」人自体が減っているというのだ。
そもそも音楽に興味がない、あるいは興味がなくなった、という人も増えているし、既存の曲を聴いてるだけでいい、という人も増えている。
もう音楽業界は完全に頭打ちとなり、斜陽のときをむかえているといえる。

たしかに僕も1年に買うCD枚数はかなり減った。
それ以上に減ったのは、購入金額だ。
格安ボックスセットや、中古CD、新譜でも安い輸入盤しか買っていないから当然なのだが。
僕が有料DLをあまり利用しないのは、単純に輸入盤や中古のほうが安いから。
現在廃盤で、中古価格にプレミアがついてる場合のみ、有料DLを利用することがある(古い邦楽でこういうパターンがある)。

ライブについては昨年に引き続き、非常に好調な状態が続いているという。
ライブ会場では、当該アーティストのCDが売られているが、どれくらいの売上があるのだろう?
来る人は、すでに持ってる人が多いのではないだろうか?
もちろん、全てのCDをコンプリートしている人はそんなにはいないと思うが。

ちょっと面白い例だと、一部のアーティストでは、その日のライブ音源をCD化したり、有料DL出来るようにしているらしい。
日によってセットリストが違ったり、演奏重視のバンドだと、自分が見たライブだけでなく、他の日のライブも聴いてみたいマニアも出てくるだろう。
来日アーティストのブートCDがこれに相当するが、それをオフィシャルとして、きちんとレコーディングすれば需要があると思う。

このまま有料音楽を聴く人が減っていくと、音楽で食っていけない人が増えることになる。
そうなると懸念されるのが質の低下だが、今後どうなるのか心配になるのだった。

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