今年は、フミと同年齢のワンコが何匹も亡くなっています。
それぞれの飼い主さんは、それぞれの形で悲しんでいます。
ある人は、お骨を毎晩抱いて寝ているそうです。
お骨を丸い壷に入れたそうなので、抱いても寝られるのです。
私は、箱なので、抱いて寝てやりたくても、無理です。
というよりも、私の場合は、丸い壷に納めていたとしても、抱いては寝ないでしょう。
それが私です。
ただ、今までに亡くなったどの子よりも、長く、遺骨を家に置いていますね。
今までは、大体、2ヶ月を目途に庭に埋めていました。
お骨を抱いて寝ている飼い主さんも、
私のように、ワンコが亡くなって3ヶ月になろうとしているのに、まだ、お骨を家に置いている飼い主も、
他人からみると、異常に見えるかもしれません。
だから、他人には黙っていればいいのです。
そういう悲しみてのは、自分が感じることでしかないからね。
そして、今、まだ、お骨でも抱いて寝てやりたいと思う飼い主さんの心、お骨を3ヶ月過ぎても家に置いて起きたいと思う私の心、
これは、今の心でしかないのです。
これが、1年も過ぎてごらんなさいな。
私はきっと、そういえば、フミってワンコと一緒に暮らしていたっけ・・・と思うでしょうよ。
3年もしたら、フミねぇ・・・可愛かったよね、くらいでしょう。
5年したら、フミがいつ死んだかを忘れているかもしれません。
そう、フミを思って悲しくなる今の気持は今でしかありません。
その気持、感覚を大事にして、フミのしぐさの一つでも思い出していたいとおもっています。