一緒に世界の将来について考えよう

世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

原油相場100ドル突破!?

2006-03-25 09:38:21 | 世界経済
かなりショッキングな発言ではあるが、イラン、中東の情勢次第では、原油相場が大きく影響を受けることも十分想定するべきだろう。

◎サウジ元石油相「原油相場100ドル突破も」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060325AT2M2400G24032006.html
 「(核開発問題で揺れる)イランでの供給停止のような事態が起きれば、原油相場は一挙に1バレル100ドルを突破する可能性がある」。1986年まで24年間、サウジアラビアの石油相を務めたヤマニ氏はロンドンで日本経済新聞記者にこう語った。

 現在、世界エネルギー研究所(CGES、本部ロンドン)会長であるヤマニ氏は「今後1年間はイランのほか、イラクやナイジェリアなど地政学的リスクが消えず、現状(1バレル60ドル程度)の相場が下がる要因は見当たらない」と指摘した。 (07:00)


米国経済動向03.25(住宅のニュースが更新されたので差替え)

2006-03-25 09:36:18 | 世界経済
23日の中古住宅販売件数は予想を上回ったが、昨日の新築住宅販売は大きく予想を下回り、住宅販売価格の中間値も低下した。これを受けて長短金利が低下した様だが、いよいよ米国住宅市場が沈静化の兆しが見えてきた。そのままソフトランディング出来れば良いが、今後の冷え込みが大きくなり、不動産価格が大きく下落する様だと(決して想定しにくい事態ではない)、過去数年世界経済を牽引していた米国住宅バブルの崩壊が、世界的な不況をもたらすリスクが顕在化する可能性があろう。当然、外国人の買いによって過去1~2年大きく上昇した日本の株式市場や都市部の不動産価格にも大きな影響を与えよう。

また、古来より権力者は内政がうまくいかなければ外国への攻撃等国民の目を外国に向けることで、国民の支持を高めることが常であり(イラク戦争と米国不況のタイミングも然り)、米国経済がおかしくなれば、軍事大国として腕力を振るうことに関心が向くリスクが高くなる。

◎米新築住宅販売、2月10.5%減
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060325AT2M2500425032006.html
 米商務省が24日に発表した2月の新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み)は年率換算で108万戸と、前月に比べて10.5%減少した。事前の市場予想(120万戸前後)を大幅に下回り、2003年5月(107万8000戸)以来の低水準となった。減少は2カ月連続で、前年同月比では13.4%減だった。

 地域別にみると北東部が前月比12.7%増、中西部も5.2%増だった。一方、最大市場の南部が6.4%減となったほか、西部が29.4%減で全体を押し下げた。

 住宅販売価格の中間値は23万400ドルと、前月比で1.6%、前年同月比で2.9%それぞれ下がった。

◎米国株反発、ダウ平均9ドル高・ナスダック12ポイント高
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060325NTE2INK0125032006.html
 24日の米株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比9ドル68セント高の1万1279ドル97セントで、ナスダック総合株価指数は同12.67ポイント高の2312.82で終えた。個別の好材料や、市場予想を下回る住宅指標を受けて長短金利が低下したことが買いを誘った。ただ、27―28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、さらに買い進む動きは限られた。