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札幌の街づくりの基点

2006-08-09 20:12:57 | 札幌・歴史探訪

  札幌の街は、どこから創られていったかというと・・・創成橋の当たりからです。

 創成橋とは、中央区南1条西1丁目と中央区南1条東1丁目の間を結ぶ
創成川に架かる橋です。
       
  創成川は、以前にも取り上げましたが、大友堀とよばれていました。

 明治2(1869)年に大友堀の脇に、開拓使の官舎が建てられたことにより
木製の簡易な橋がかけられました。
 明治4(1871)年に、堀の拡幅工事に伴い本格的な木製の橋が架けられました。
この時は佐宇勢以橋と名づけられましたが、後に「創成橋」と呼ばれるように
なりました。
 木製の橋は、明治42年に流されてしまい、翌年に現在の石橋が造られました。

 現在の創成橋は明治43(1910)年に架けられた、札幌で現存の橋では一番古い
橋です。
      
       
      写真をご覧のとおり、アーチ状になっています。
     アンダーパス工事で、川の水はパイプの中です・・・。
 

    橋のたもと、中央区南1条西1丁目JCBビルの脇には
          「札幌建設の地碑」が立っています。
       
 これは明治2年に開拓史の判官、島義勇がコタンベツの丘(現在・円山の説あり)
に登り、銭函道(現在・南1条通)と大友堀を基点とする札幌本府建設を計画
碁盤目状の街づくりを考えたのは、島判官です。
       
 しかし、予算を消費し過ぎた為に長官と対立して解任されました
後任の岩村通俊判官に、島判官の計画は引き継がれて、明治4年にこの地を
中心として区画割が行われました。

       


   今日の札幌は、このような先人達のお陰で繁栄したのですね

 

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