JR札幌駅の東側に位置する高架部(創成川を跨いで)に、新幹線ホームが作られます。
以前は、この高架下に居酒屋や駅レンタカーの営業所が入居していました。
仕事終わりに、うおや一丁によく行きましたね~。
高架下で列車が走ると話が聞きづらくなってしまうのも、今となってはいい思い出です。
創成川を渡った高架下にも、パソコンショップと男性向け書店が入居していました。
パソコンショップは白石区に移転、男性向け書店は閉店しました。
その昔、この場所でユーノスジェイアール北海道(JR北海道の子会社)がマツダ車の自動車販売店を
営業していましたね。
現在、札幌市が所有しレールパーク札幌駐車場として営業している敷地と現在、札幌エスタ
として営業している建物を解体し、地上43階・地下4階建ての高層ビル(高さ約245m)
を建てる計画です(2028年度に竣工予定) 札幌エスタは2023年夏に閉店します。
エスタにはかつて、札幌そごうが入居していました。2階の鉄道模型のレイアウトや3~4階吹き抜けに設置された
噴水&イルミネーションが懐かしいです。
JRタワー(地上38階・高さ173m)よりも高い、札幌一高い建物が出来ることになります。
再開発されて新しく出来るビルには、商業施設や宿泊主体のホテル・オフィス・
国際水準ホテル(マリオットインターナショナル)・展望施設が入る予定です。
JR北海道HPより
現在、札幌エスタの1階は札幌駅バスターミナルも併せて新しいビルに整備される予定です。
新幹線延伸に伴う工事の為、札幌駅ホーム下にある商業施設パセオが9月30日に営業を終了します。
高架橋建設や新幹線ホームと在来線ホームを結ぶ連絡橋建設や耐震補強の際に、パセオに冷暖房や
電気を供給する主要設備を撤去する必要があるとの事です。
「パセオ」という名称は、スペイン語の「散歩道」に由来するそうです。
工事中も駅構内の東西を連絡する通路として、一部は通行できるようです。
丸海屋やパセオ内郵便局・富士メガネにはよく行きましたね。
かつて北海道キオスクが経営していた弘栄堂書店も閉店してしまうのが残念です。
特急列車に乗る前に、よく文庫本を購入していたのですが。
JR北海道HPより
南側連絡通路も11月1日に閉鎖されるので、改札口を間違えて降りた際はステラプレイス・センターか
北側の駅外側を大回りをしないといけなくなります。
南側連絡通路に大量設置されている、コインロッカーは何処へ?
JR北海道HPより
高架脇の道路も既に廃道になったり、通行止めになる部分がありますので、今後は注意が必要です。
と、オレンジ文字で私の個人的思い出をかき込んでみました。
おわり
札幌駅の西側の高架下にあったサツエキBridge
(札幌市北区北6条西5丁目1)
平成7(1995)年に、ヨドバシカメラが札幌進出した際に「ヨドバシカメラ札幌店」として開業しました。
ヨドバシカメラは平成12(2000)年に当該地の北側に自社ビルを建設し現在の店舗に移転しました。その後
ベスト電器が入居しましたが、平成22(2010)年に閉店。平成23(2011)年にJR北海道の子会社の北海道
ジェイアール都市開発が、複合商業施設「サツエキBridge」として運営していました。
北海道新幹線札幌駅延伸(高架橋工事)に伴い、6月30日をもって閉館しました。
※博多ラーメンばりきや札幌店のみ営業中
サツエキBridgeより一丁東側にある、高架下の商業施設WEST6は引き続き営業します。
ヨドバシカメラが札幌に出来た際は、休みの日はカメラを眺めたり、DPEを注文しに
行きました。当時Gショックブームで限定モデルが多く入荷するので、かなり通ってました。
若き頃の思い出の地です。
左 JR高架橋 右 大丸札幌店(駐車場入り口)
次回紹介しますが、PASAOやサツエキBridgeが閉館しなければいけないことや、新幹線ホーム
が定まらなかった一番の原因は、JR北海道が旧札幌駅跡再開発時に新幹線計画を全く想定せずに
既存の札幌駅高架橋(1988年供用開始)に、2003年に開業した大丸札幌店や札幌ステラプレイスを
隣接し過ぎて建設してしまった事に起因しています。
まさか札幌まで伸びてくるって思ってなかったとか、狭軌新幹線になるって思ってなかったですよね?
JR北海道さ~ん!
平成26(2016)年3月26日に新青森駅~新函館北斗駅間が開通し、北海道でも新幹線が営業運転を開始しました。新函館北斗駅~
札幌駅間のルートについては現地の状況や関係自治体の意向を踏まえ工事計画の変更が行われていきました。
新幹線の札幌駅ホームの位置については、平成30(2018)年3月に北海道、札幌市、国土交通省、鉄道・運輸機構及びJR北海道
からなる五者協議において、新幹線札幌駅のホーム位置が決定し、2018(平成30)年11月に工事実施計画の変更が認可されました。
在来線施設の移設及び新幹線駅部の設計・工事は当社が鉄道・運輸機構から受託し施工します。
従来の札幌駅の1番ホームは廃止され、1・2番ホームとして使っているプラットホームの幅が半分になります。
これは、現在のホームの東側に新幹線用ホームが作られることになるからです。
JRTTホームページより引用
この工事が行われる影響で、2021年10月1日から北側連絡通路が封鎖されました。
新しく出来る11番線ホーム下に新しい改札口が出来る予定だそうです。
札幌駅北口
つづく
2022.8.17記事加筆
札幌観光のシンボルでもある、北海道庁赤れんが庁舎
明治21(1888)年に建設されました。
八角塔の上にドーム屋根を載せたアメリカンネオバロック様式のれんが造りの建造物です。
使われたレンガの数は250万個だそうです。
現在、改修工事中で足場が組まれています。
2022.7.21撮影
8月3日に八角塔のドーム屋根が取り外されました。
2022.8.3撮影
ドーム屋根が無いと随分と印象が変わりますね。
フェンスの隙間から見えた八角塔のドーム屋根
右図 北海道庁ホームページより
このドーム屋根は10月にオープン予定の仮設見学施設内で改修・展示するそうです。
建設当時に存在した八角塔ですが、明治29(1896)年に撤去されました。
昭和43(1963)年に改修され創建当時の姿に戻りました。
令和7(2025)年3月迄改修工事が行われる予定です。
この週末、ポケモンGO!のイベントが市内で行われているようです。
7月22日(金)に行われました。
コロナ禍の為、3年ぶりの開催となりました。
カルチャーナイト2022は、年に夏の一日だけ、札幌市内の公共・文化施設を夜間開放するほか
地域文化を楽しく学べる動画コンテンツを配信するイベントです。
2003年に始まったカルチャーナイトも今年で20年目です。
コロナ禍の為、今年はwebプログラムの施設が多かったです。
市内中心部で施設開放していたこちら2か所に行ってみました。
北海道警察本部
(札幌市中央区北2条西7丁目)
警察車両の展示や指掌紋採取体験・山岳救助用資機材の展示などが行われていましたが
1Fロビーに入るのに人数制限をしていたため、車両を見て帰って来ました。
NHK札幌放送局
(札幌市中央区北1条西9丁目1−5)