私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

中島飛行機のこと

2019-05-14 | 技術系情報
 先の大戦中まで、日本は航空機については先進国だった。それは、中島、三菱、川重、川西等のおびただしい航空機メーカーが存在し、名だたる航空機を作り続けて来たからである。ところが、戦後は占領軍の米国命により航空機の製造を禁止され、軍需関連の大企業は解体を命じられ、長く航空機の製造を閉ざすことになったのである。しかも、戦後も延々と継続され続ける米国の属国下(半植民地といってよいだろう)において、国産F2 . . . 本文を読む

少額訴訟事案の紹介

2019-05-13 | 技術系情報
 皆様のところでも修理代その他を請求したが支払わないという悪い客(こんなの客ではないが)があることでしょう。止むおえず、その客の自宅に押し掛け押し問答したら、警察を呼ばれ、穏便にしなさいとたしなめられることもあるかもしれません。  今回紹介する少額訴訟は、今まで民事調停を数回経験していますが、今回の案件は争いも明確であり少額訴訟に馴染むと、初体験の一件として紹介するものです。なお、少額訴訟は次の . . . 本文を読む

池袋暴走2名死亡事故から思い出す事故

2019-05-12 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 この4月19日に生じた池袋暴走事故で母子2名の死亡その他負傷者多数を生じたものですが、運転者の飯塚幸三(83)は未だ逮捕もされず、報道でも容疑者とも記されず、さん付けとか元院長(元工業技術院長)とか記しているのはおかしいではないかと非難の意見が続出している。逮捕されない理由を、飯塚が負傷して入院中だとかしている様だが、おかしなことだと思うのは私も同様だ。  ところで、飯塚が運転していた暴走車は . . . 本文を読む

未だ衰えぬラブライブ人気

2019-05-12 | 沼津そして伊豆周辺
 既にオジリナルアニメの登場から3年を経ますが、聖地となる沼津市西浦界隈には、ラブライブのラッピングバスが走り、マニアックなファンの痛車が集います。当然、徒歩なり自家用車なりで訪れるファンも引きも切らないという現象が続いているのです。 . . . 本文を読む

今でもマルチ商法があるのか!

2019-05-11 | コラム
 ネット記事で、「必ず儲かる」なる売り言葉でのマルチ商法が相も変わらず存在し、20代という社会経験未熟な年齢層からの相談が増えているとのことです。だいたい、必ず儲かるなんて聞けば、「じゃああんたやれば」と投げつけてアホかと相手にもしないのですが、職場の先輩と後輩の関係だとか、無下に断れない雰囲気の中でこの様な契約が行われてしまうのでしょう。この記事にも記してありましたが、クーリングオフ制度がありま . . . 本文を読む

ウザイ過払い金CMについて思う

2019-05-10 | コラム
 テレビんなんぞはほとんど見ないが、クルマ乗車中に聞くラジオをで、繰り返し流れる「過払い金が返って来る」という弁護士なり司法書士が介在するCMには辟易しています。このCMを聞く度に、「仕事がないハイエナ弁護士共め!」と毒付くのです。  この問題の本質は、貸金業の金利を定める利息制限法にあることを今更知ります。詳細は「グレーゾーン金利 wik」などで見てもらいたいが、出資法による上限金利は29.2 . . . 本文を読む

退職代行ってなんだ?

2019-05-09 | コラム
 最近、退職代行なる業種があると聞く。どうやら非雇用者(勤め人)が退職を言い出せない場合に、本人に代わって雇用者に話しを通すというものらしい。これを聞いて、そんなバカなと思うのだが・・・。  そもそも、雇用者は雇うやとわないを自由に決定する権利がありますが、非雇用者も勤める止めるを自由に決定する権利があるのは当然の理です。それを、第3者の手を通さないと決められないもしくは伝えられないとは、なんと . . . 本文を読む

コンピューターとネットワークのちょっと歴史

2019-05-07 | コラム
 彼の昔から自動計算機は様々に利用されてきた様です。それは、アナログ計算機としてギヤやプーリーとベルトを組み合わせた、大きなものがあった様です。例えば、レーダー技術で遅れた旧日本海軍の戦艦大和ですが、艦橋上部に左右レンズ間が10mにもなる測距儀が装備され、これに連動する機械式計算機で弾道を計算し、主砲を適宜照準する仕組み(これらは恐らく三菱財閥グループの日本光学(現ニコン)製のものでしょう。その後 . . . 本文を読む

チェックランプとアルゴリズム

2019-05-07 | 技術系情報
 昨年辺りから継続検査において、エンジンチェックランプ、ABS、オイルプレッシャー、シートベルトなど、各種警告灯の検査が検査要項目になって、苦慮する機会も増えていると思います。  この中で、オイルプレーシャーとかシートベルトなどは、電子回路というものでなく、単に油圧が上がってセンサー接点が開くとか、ベルトではキャッチにバックルを挿入することでスイッチ接点が開くという単純電気回路で、それ程トラブル . . . 本文を読む

卑屈な依存体質

2019-05-06 | コラム
 人とか企業でも、一方的な依存関係にある場合は結構見られるものです。親子で云えば依存関係にあるのはある次期まで当然であり、反抗期などを経て子の就労と共に完全に自立し、子は自立した一人の人間として世間に認められると共に、自尊の心が生じるのでしょう。  企業においても、政略的作られた子会社だとか、資本注入を受け入れざるを得なくなって子会社化された企業において、常に親会社の意向だけを第1義として子会社 . . . 本文を読む

怪訝な学者達

2019-05-06 | コラム
 世には様々な怪しげな学者達がいることを感じさせる機会は多い。現行政府の拠り所となるべ、それに寄り添うことだけに執着する学者が有名国立大学教授に多いが、御用学者と揶揄されるのもむべなるかなと思う。一方、学者とか官僚から、現在は独立して評論家となっており、Youtubeで論を張ってる者に多いのだが・・・。一件まともな正論を述べていると聞いていると、その法令もしくは条例なりを政府で決めたのに私も関わっ . . . 本文を読む

自動車の終わり

2019-05-06 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 テクノロジーの発展が近い将来にも自動運転を可能にするらしい。らしいと記したのは、路面の状態は舗装、雪、氷結、泥濘と状態は摩擦係数は大きく変化する。そして、路面の傾きは前後左右にと、また凹凸路までと様々な変化があるだろう。タイヤと路面の関係だけで、少なくともこの程度は想定されるし、実際走るとなると、様々な認知、判断、予測などの状況が想定される。自動運転は以下のレベル0(なし)から5まで、現在のとこ . . . 本文を読む

禁煙攻勢の潮流は何処から・・・

2019-05-02 | コラム
 この30年、つまり平成を通じてですが、誠に顕著になったのが世の潮流たる「禁煙」もその一つでしょう。誠に愛煙家にとっては肩身の狭い世になったと嘆く一人です。  だいたい愛煙家にとって「たばこ」が身体に良いと思っている者は希だろうと想像します。それでも吸い続けるのは、単にニコチン中毒だと決めつけるのではなく、なにがしかのメリットがあるからでしょう。それを、健康に悪いからダメと押し付けるのは、大きな . . . 本文を読む

物作り放棄は正しいのか?

2019-05-02 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 昨今、Netで知るが、パナソニックの現社長が「このままでは10年先に残れない等と前置きした上で、物作りを止める方向が正しい」と述べたと知り、ここまで日本は追い詰められたているのだと再認識した次第だ。  確かに、直接の物作りを止めて成功している世界的企業は、アップル、IBM等目立つ、国内でも富士通やNEC等も電気関連では既にその方向に突き進んでいる。つまり、製品のコンセプトやアイディア、そしてソ . . . 本文を読む

令和の時代を迎えて

2019-05-02 | コラム
 令和の時代に入ったが、正直あまりおめでたい気持ちにはなれないというのが正直なところです。それは、為政者が、この元号改変を持って、さも時代が変わったかの様に、従前の矛盾が解消したかの様な流れを生み出そうと、一種の欺瞞作戦を行使してくるだろうからです。 . . . 本文を読む