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 私の思いと技術的覚え書き

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今回に西村暴言を思う

2021-07-12 | コラム
今回に西村暴言を思う
 今回、西村経済再生担当大臣が酒類販売に関わり、銀行等金融業からも縛りを入れるかの発言を行い、様々な強い反発を受けた訳だが、以下の要因にあるのだろうという私見を書き留めたい。

 彼(西村)は、河野太郎とか加藤勝信と同様にスタンドプレーで自己顕示欲から来るのだろう功名が総ての、お坊ちゃま君だが、今回の酒販売に対する金融機関を利用しての恫喝とも取れる発言は、西村の単独暴走と云うことはないだろう。つまり、首相たる管や官房長官たる加藤を含め、事前打ち合わせの上での発言だったと想像している。しかし、協議者総ての頭の中は、ただただオリンピック開催にしかなく、国民や周辺がどう考えるかとか、法令的や倫理上から見た妥当性という思考が抜け落ちていると云う間抜けな連中だったということだろう。その結果、西村発言のハレーションとか、論理的な反発に抗すすべもなく、ただただ西村が独走したかのごとく、各自保身を図って逃げに入ったというのが現実ではなかろうか。

 つまり、西村にしてみれば正にハシゴを外された格好だが、酷いのは最上位リーダーたる管の「聞いていない、知らない」という発言だろう。こんな親分の逃げ口上を聞いた西村も、さすがに、この親分には付いて行けないと懲りたのではないだろうか。その点では西村に同情したい余地を考えるが、先にも記したとおり、スタンドプレーと功名を上げることしかないという西村自体の思考の浅さ故に見栄を切ったと云うところで、同情の余地なんかないというところだろう。

 しかし、長期の安倍政権以降、内閣官房の集団浅慮という姿がしばしば垣間見えるが、国家指導層が個別に自己の理想を持たないが故の様に感じる。


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