私の思いと技術的覚え書き

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BMWミニR50スターターモーター顛末記

2019-02-19 | BMWミニ
 ことは約2ヶ月前のこと。自宅から2キロ弱離れたコンビニに立ち寄り、帰ろうとするがエンジン始動不可能になったのだ。IGスイッチをスタート位置まで捻ってもカチとも鳴らず。インジケータランプも暗くならないので、これはIGスイッチの接点不良だろうかなどと思いつつ、JAF(会員)によりレッカーで帰宅した。

 とりあえずIGスイッチは中古良品を持っていたので組み替えたが、まったく現象は変わらない。となるとスターターモーター本体という結論になるのだが、このクルマもやり難いクルマベスト10位には入るんじゃないだろうか。最近まで2ヶ月近く放置していたが、やっと取り外し単体点検すると、極ゆっくりと重々しくしか廻らない。軽く分解すると、ブラシが摩耗しきっておりコンミュテーターが溶損し始めているという状態だった。

 心当たりの周辺を当たり、同型式のスターターモーターを入手、取付ようとするが、どうもしっくりしない。つまり、スターターモーターはTM側該当ボス部に嵌合し本体が密着するのだが、密着しないのだ。外したのを車外に抜き出すのも苦労したのを、再び抜き出し旧製品と比べると、ピニオン部の付き出し寸法が旧品は50mmに対し、代替え品は55mmと5mm長いのだった。どうやら、長いのはAT用で短いのがMT用らしい。リングギヤ(もしくはドライブプレート)の位置が異なるための様だ。改めてヤフオクでMT様で該当品番が同一と確認できるものを入手し、苦労して取り付け、問題なくエンジン始動可能となったという、マヌケな話しでした。




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