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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

【再掲】疑義事案との闘い(その11)

2021-10-25 | 賠償交渉事例の記録
【再掲】疑義事案との闘い(その11)
初稿2008-10-03
 今回は、いわゆる「当たり屋」の話題を取り上げてみたい。
 当たり屋情報と云うと、どこからとも流れてくる「なにわナンバーや姫路ナンバーの当たり屋グループがこの地域に乗り込んで来ているので注意されたい」等と云う記事と、一連の登録番号リストが記された怪文書が流れて来ることがあるが、こんなものはまったく根拠のない流言飛語の一種だろう。

 しかし、現実の当たり屋というものを半ば家業としている不敵な輩というのも現実に存在することは、これまた確かなことなのだ。

 もう、数十年前にもなりますが、一般的な被追突事故(追突を受けた)事故だが、驚いたことに当時のさるブラックリストによれば、この人物はこの数十年の間に、被追突事故を十数回受けているという確率論から見て到底考えられない方だったのだ。

 その際の事故状況は、幹線道路において前方のガソリンスタンドから出て来る第三者の車を見て慌てて急制動したら、その後続を走行していた契約車が間に合わず追突したというものだ。

 想像するにこの当たり屋は、絶えず後方車の車間距離を観察しつつ、ここぞというタイミングを逃さないという、ある意味職人芸を持っているのでだろう。車両の損害は20万円程度とさほど大きい事故でもない。しかし、当然人身事故扱いでするから、数か月は通院する訳なのだ。この方のこの数十年は、事故の賠償金で生計を立てていると云うことは明かな方なんだろう。物損事故絡みで、面談もしましたが、特にアウトロー風でもなく、一般的な普通の方であった。


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