日本のモラルの腐食が酷い。政官財、3権(立法、行政、司法)、マスコミ、学者も医者も平民サラリーマンも、モラルは確実に低下していると感じている方は多いはずだ。その割には、問題だという意見は案外少ないと云うことに、更に問題を感じてしまう。
この原因だが、何が原因なのかと常々考えていた。多くの人に質せば、政治が、マスコミが、官僚がなどなど、色々答えはあるだろう。それはそれで間違いではないと思うものの、私の思いは、起点は大資本家もしくは大企業経営者とかその利益組織たる経団連にあると感じている。
今、新自由主義がとか、南部 靖之とか竹中平蔵が推進した労働者派遣の対象業務の拡大や自由化がもたらしたいわゆる非正規労働者の増加、年功序列賃金を否定し急激で極端な成果主義(それも何処まで正しく成果を補足できているか疑問)への給与形態の変更、個人責任という名の仲間意識の分断、それは労働組合の形骸化にも繋がるものだ。これら総ては、労働者でなく経営者が望む事項ばかりだ。
そして、彼ら経営者は、まず自己の利益を真っ先に考える。そして、公には云うべき発言を控えつつ、裏では政治に官僚にマスコミにと、その影響力を行使してきたのだ。
この原因だが、何が原因なのかと常々考えていた。多くの人に質せば、政治が、マスコミが、官僚がなどなど、色々答えはあるだろう。それはそれで間違いではないと思うものの、私の思いは、起点は大資本家もしくは大企業経営者とかその利益組織たる経団連にあると感じている。
今、新自由主義がとか、南部 靖之とか竹中平蔵が推進した労働者派遣の対象業務の拡大や自由化がもたらしたいわゆる非正規労働者の増加、年功序列賃金を否定し急激で極端な成果主義(それも何処まで正しく成果を補足できているか疑問)への給与形態の変更、個人責任という名の仲間意識の分断、それは労働組合の形骸化にも繋がるものだ。これら総ては、労働者でなく経営者が望む事項ばかりだ。
そして、彼ら経営者は、まず自己の利益を真っ先に考える。そして、公には云うべき発言を控えつつ、裏では政治に官僚にマスコミにと、その影響力を行使してきたのだ。