私の思いと技術的覚え書き

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総裁選祭り上げるマスメディア

2021-09-26 | コラム
総裁選祭り上げるマスメディア
 29日に選挙が行われる自民の総裁選だが、マスメディアは連日報道合戦で、誰が何を云ったとか、先の大戦前にあったと云う大戦翼賛会の体を示している。このことは、つい先日の五輪前にもやったことと同じだ。こうやって、いやが上にも国民の関心を傾けさせ様と躍起なのだが、冷めた目で眺めている。結局のところ、誰が総裁になろうと、自民のアベとスガが突き進めた民主主義の破壊というべき官邸独裁の政治体制は、自公勢力が仕切っている内は、変わるはずもないからだ。

 本来は、もっと冷静に、そのことを伝えるメディアもあっていいはずなのだが、五輪の場合の感染爆発の危険と同じく伝えないのが、マスメディアというものの根源的な特性なのだろ諦めるしかないだろう。

 だいたい、記者クラブ制度とか、既得権に居座り、官政情報の垂れ流しだけで、踊らされているマスメディアの堕落ぶりは酷いものだ。しかも、情報とはそれを発信する者には、何時も何らかのバイアスを与えていることを知りながら、決してその裏に潜んでいるものを解釈するのがインテリジェンスなのだが、多分個別記者の中には判っちゃいても、上で握りつぶされ企業として発信することはない。

 この様な、官邸独裁だとか、民主政治の崩壊を一刻も早く気付き、それを国民に周知し、抑止するのがマスメディアの本来の使命なのだが・・・。最近の平均的な労働組合と同じく、単なるメッセンジャーボーイというか政府の宣伝機関に堕したのが現在のマスメディアの実態だ。


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