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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

テスラ47万台リコール

2021-12-31 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
テスラ47万台リコール
 年度末に来て、テスラ同社過去最大規模のリコールを公示した様だ。対象はモデルSとより大衆路線のモデル3のほぼ全車だと思える。今回のリコールの詳細は不明ながら、テスラでなくとも近年各メーカーで多くなっている、ソフトウェアのバージョンアップで済むものではなく、何らかのハードウェアの部品を取り替えるものとなりそうだ。しかし、テスラは無店舗販売をしており、実物ハードウェアを修理できる拠点は、日本でも大都市の幾つかのみに限られており、スムーズな対策が実施なされない恐れが多分にありそうだ。

 それと、今回のリコールに当然含まれるだろうと想像していた、自動運転上状態の夜間に、パトカーや緊急車両にあえてそれを目標としたかの様に突っ込んでいく現象について、何らその対応が含まれていないことを怪訝に思う。このことはNHTSAは既にテスラに報告書の提出を命じていて、その期日も過ぎていることから、何らかのテスラの言い分をNHTSAは受けているはずだが、未だ結論には達していないと云うことなのだろうか。

 まお、テスラは、車両の通信機能により車両の各ECUのファームェア(組み込みソフト)を自動でバーションアップする機能を持つが、本来これにはリコールとして届け出なければならない、安全に重大な関与するものも含まれており、このこともNHTSAは言及しているが、これに対するテスラ社の声明もだされておらず、未だ藪の中の状態だ。

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テスラEV47万台リコール 20年の世界販売台数に匹敵
共同通信 2021年12月31日 6時46分
 【ニューヨーク共同】米テスラが電気自動車(EV)の大規模リコールを実施することが30日、分かった。トランクの開閉の不具合などが理由。米道路交通安全局によると、対象は47万5千台超に上る。テスラが一度に行うリコールとしては過去最大で、2020年の世界販売台数に匹敵する規模だ。

 リコール対象は、17~20年式の量販車「モデル3」と、14~21年式の高級セダン「モデルS」。

 モデル3は後方確認用カメラのケーブルが損傷し、運転席のディスプレーに画像が表示されなくなる可能性がある。モデルSはボンネットが突然開いて運転手の視界を妨げ、衝突の危険性を高める恐れがある。


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