ガソリン等、燃料価格の高騰が顕著で困ったものです。この価格高騰は、日本だけのものでなく当然に世界的な問題となっています。しかし、あるHPで見た、世界各国の円換算でのガソリン価格は次の様な感じで、相当な格差があります。これは、産出国であることや国別の需給関係や税制上の問題等、色々な要因があるのでしょう。しかし、この価格差には驚きます。
日本 180円 欧州 270円 米国 130円 中国 95円 韓国 210円 香港 230円 ドバイ 50円 イラン 11円
しかし、この燃料価格の高騰が社会に及ぼす影響は大きなものがあります。大都市での停滞が相当に緩和されたとのニュースが報じられていますが、これも日本だけの問題ではない様です。もっとも、私の住むローカルでは、そこまでの実感は感じられていませんが。
この燃料価格の高騰は、クルマ関係への影響に留まりません。原油価格が高騰しているのですから当然ですが、船舶、航空機等への影響も顕著ですし、火力発電所にも影響を与え電力価格にも影響を与えるのでしょう。身近な所では、PB工場の塗装ブースは灯油で加温している場合も多いのですが、燃料費が昨年の倍になったと嘆く工場経営者の話を聞きます。また、石油化学製品は極めて裾野の広い広範な製品を生みだしますが、それらの物価高騰に影響を与えています。
このまま燃料が高騰を続け、日本でのガソリン価格が300円/リットルにまで至ったら、どうなってしまうのかという脅威は、世の多くの方々の思いなのでしょう。