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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

沼津・黄瀬川橋崩落の観察

2021-07-07 | 沼津そして伊豆周辺
沼津・黄瀬川橋崩落の観察
 7/3大雨で増水した水流により、沼津と隣町の三島間を繋ぐメイン街道にある黄瀬川橋が崩落し通行止めになっている。今日(7/7)のこと。近くを通る機会を得たので、クルマから降りて、付近を観察してみた状況を書き留めたい。

 今回の橋崩落は、3本ある橋脚の、一番沼津寄りの1本が斜めになってしまったことにより、橋の水平が保てなくなった訳だが、橋脚の下流側数十メートルに1つ数トンもある様な基礎の大石が転がっておる。このことから、橋脚自体が折れたのではなく、川底の基礎が流され動いてしまったのが原因と素人ながら理解した。

 現場で数十分観察している間に、何名かの私と似た様な観察者が現れ、その内の1名が事情通らしく、擦れた橋脚1本直して済む話しではない。全面的に橋を作り直すのだろうと述べていた。場合によっては、アーチ橋など、橋脚を持たない橋にする案も出るだろうことも述べていた。

 橋の末端に製造銘板があるが、1967年製造と記してあるから、都合42年経過している訳だが、基礎部分の工作に不十分さがあったのではないだろうか。今回、確かに大雨で増水した訳だが、川が溢れ氾濫する程でなかったので、今まで耐えて来たのが、耐えきれなくなっていたと云うことだが、基礎を十分掘り下げ固め強固にしていれば、たかだか40数年で橋の寿命が来るとは考えられない。









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