水性塗料は塗膜性能を上げるために使うのか?
以下のJR東海の忖度記事だが、文系記者だから工学的な要素を何も判らず、取材先工場の説明でおそらく、「水性塗料を使用して高品質にしています」てなこと聞いて、この記事を作文したのだろうが、およそ刑事裁判の判決文の多くと同じで、理由の論拠が狂ったまま、結論を導く姿勢は、裁判の場合は冤罪という国家の犯罪を生み出すものに比べりゃ軽いものだが、工学系の拙人には仮にもマスメディアが明らかな間違いを記すことは、そのメディアの品質を疑うことになる。
ここで下記記事中には、「水性塗料というと雨で流れ落ちてしまうイメージがあるかもしれませんが、塗料粒子にマイナス電荷を与え、車体にプラス電荷を与えて噴霧することで、強固に接着することが可能」と記してある。これは静電スプレーと呼ぶもので、水性以前から使用されていた、塗装ミスト(つぶ)の塗着効率を上げる工法で、これで塗料の密着が強固になると云う目的ではない。
水性塗料はカラーベースが1液水性ベース(溶剤の主成分を水としてそこに顔料を分散させた塗料)だが、トップコートクリアー(2液ウレタン)をコートすることで、強い耐候性とツヤを維持するものだ。
そもそも水性塗料は塗膜性能を上げると云うより、有機揮発成分(VOC)を減らし環境性を向上するために採用されてきた方式だが、この記者はなにもわかっちゃいない様だ。

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JR東海車の「白い顔」生み出すマシン 進化した車両工場 在来線初「水性塗装ロボット」出現
乗りものニュース 5/25(水) 17:12配信
在来線では国内初という「水性塗装ロボット」が名古屋に出現しました。JR名古屋駅の南西にある、車両の定期検査などをおこなう名古屋工場(名古屋市中川区)です。
名古屋工場は1924(大正13)年の開設。まもなく100年を迎える「老舗」の車両工場です。敷地面積8.9万平方メートル、JR東海の在来線では唯一の車両工場で、年間450両の車両検査を受け持っています。
このうち、車両検査や塗装・洗浄などを行う主要3棟で、耐震補強を含む建て替えが行われました。それにあわせて、車両の塗装ロボットにくわえ、洗浄ロボットなど新設備が導入されたのです。今回はそれらの稼働風景が、報道陣に公開されました。
さて、従来の鉄道の塗装には油性塗料が用いられてきました。しかしJR東海は2016年度に、新幹線で環境にやさしい水性塗料を導入開始。そして今回、在来線においても水性塗料を使っていくこととなります。それぞれ、国内では初の取り組みとのことです。
水性塗料というと雨で流れ落ちてしまうイメージがあるかもしれませんが、塗料粒子にマイナス電荷を与え、車体にプラス電荷を与えて噴霧することで、強固に接着することが可能といいます。環境への負荷を低減するだけでなく、可燃性の劇物でもある油性塗料に比べ、厳格な管理体制が要求されないというメリットもあり、現場作業員の負担も減ります。また担当者は「見た目も、水性塗料のほうがツヤが良くなる」と話します。
導入された水性塗装を行うロボットは、車両ごとにあらかじめプログラムされた動きに基づいて、ロボットアームが適切な動きで車体へ塗料を噴霧していきます。手作業だと複雑な足場を使用していた部分も容易に塗装が可能となり、作業効率や安全性が向上するといいます。
#文系記者のお笑い記事
以下のJR東海の忖度記事だが、文系記者だから工学的な要素を何も判らず、取材先工場の説明でおそらく、「水性塗料を使用して高品質にしています」てなこと聞いて、この記事を作文したのだろうが、およそ刑事裁判の判決文の多くと同じで、理由の論拠が狂ったまま、結論を導く姿勢は、裁判の場合は冤罪という国家の犯罪を生み出すものに比べりゃ軽いものだが、工学系の拙人には仮にもマスメディアが明らかな間違いを記すことは、そのメディアの品質を疑うことになる。
ここで下記記事中には、「水性塗料というと雨で流れ落ちてしまうイメージがあるかもしれませんが、塗料粒子にマイナス電荷を与え、車体にプラス電荷を与えて噴霧することで、強固に接着することが可能」と記してある。これは静電スプレーと呼ぶもので、水性以前から使用されていた、塗装ミスト(つぶ)の塗着効率を上げる工法で、これで塗料の密着が強固になると云う目的ではない。
水性塗料はカラーベースが1液水性ベース(溶剤の主成分を水としてそこに顔料を分散させた塗料)だが、トップコートクリアー(2液ウレタン)をコートすることで、強い耐候性とツヤを維持するものだ。
そもそも水性塗料は塗膜性能を上げると云うより、有機揮発成分(VOC)を減らし環境性を向上するために採用されてきた方式だが、この記者はなにもわかっちゃいない様だ。

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JR東海車の「白い顔」生み出すマシン 進化した車両工場 在来線初「水性塗装ロボット」出現
乗りものニュース 5/25(水) 17:12配信
在来線では国内初という「水性塗装ロボット」が名古屋に出現しました。JR名古屋駅の南西にある、車両の定期検査などをおこなう名古屋工場(名古屋市中川区)です。
名古屋工場は1924(大正13)年の開設。まもなく100年を迎える「老舗」の車両工場です。敷地面積8.9万平方メートル、JR東海の在来線では唯一の車両工場で、年間450両の車両検査を受け持っています。
このうち、車両検査や塗装・洗浄などを行う主要3棟で、耐震補強を含む建て替えが行われました。それにあわせて、車両の塗装ロボットにくわえ、洗浄ロボットなど新設備が導入されたのです。今回はそれらの稼働風景が、報道陣に公開されました。
さて、従来の鉄道の塗装には油性塗料が用いられてきました。しかしJR東海は2016年度に、新幹線で環境にやさしい水性塗料を導入開始。そして今回、在来線においても水性塗料を使っていくこととなります。それぞれ、国内では初の取り組みとのことです。
水性塗料というと雨で流れ落ちてしまうイメージがあるかもしれませんが、塗料粒子にマイナス電荷を与え、車体にプラス電荷を与えて噴霧することで、強固に接着することが可能といいます。環境への負荷を低減するだけでなく、可燃性の劇物でもある油性塗料に比べ、厳格な管理体制が要求されないというメリットもあり、現場作業員の負担も減ります。また担当者は「見た目も、水性塗料のほうがツヤが良くなる」と話します。
導入された水性塗装を行うロボットは、車両ごとにあらかじめプログラムされた動きに基づいて、ロボットアームが適切な動きで車体へ塗料を噴霧していきます。手作業だと複雑な足場を使用していた部分も容易に塗装が可能となり、作業効率や安全性が向上するといいます。
#文系記者のお笑い記事