私の思いと技術的覚え書き

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決着は着くのか?

2017-09-24 | コラム
 北朝鮮と米国の双方指導者であるが、ハチャメチャとも云える双方の非難合戦の応酬には、極めて品位を欠くリーダーだとしか感じられない。米国としては、即時に黙らせる行動を取りたいのは山々だろうが、その場合、韓国および日本など同盟国に生じるであろう人命の損失は実質としてどこまで重視しているのか判らぬが、そこから生じるであろう世界世論としての非難の高まりを恐れるのだろう。

 我が国の大東亜戦争開戦と同様に、様々な包囲網で抜き差しならなくさせ、開戦の端緒を北が行うことを期待を込めて持ち望んでいるのだろう。願い通り北朝鮮が明らかな火蓋を切れば、韓国や日本がどうなろうと正当化する理屈が通り、一気呵成の総攻撃で、正に北朝鮮は壊滅することになるのだろう。

 北も、十分そのことは判っているから、迂闊には米国や同盟国への攻撃は仕掛けないだろう。かといって米国が納得する様な核やICBMの開発を断念する様子はない。この3代目の将軍は、なかなか強気で、簡単には引っ込む様子は見られない。

 しかし、緊張感は徐々に高まっているし、ICBMの実用化も残り1年程と聞こえてくる中、その実用化を米国は許さないだろう。米国(だけではないが)が過去に行って来た様に、北が戦端を開いたという謀略を仕組み、一気に殲滅する行動に出ないとも限らないとも思えるのだ。

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