私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

高齢者事故について思うこと

2007-08-15 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
高齢者事故について思うこと
 今日も暑い一日でした。

 今週は、一週間の夏期休暇を取って自宅で過ごしているので、よけい暑く感じるのかもしれません。もちろん保険会社そのものに夏期休暇はありません。夏期休暇は、各自が他の仲間の都合も考慮しつつ、業務に支障が生じない様に取得しています。

 今回は、近年増えつつある高齢者の方の交通事故のことについて、感じることとして記してみます。

 この仕事をしていて、高齢者の方の交通事故に接する機会が増えつつあると感じます。日本という国が、少子高齢化が進みつつある現状の中、当然のことと思います。70才代ならまだしも、80才代、極端な場合は90才を超えた方々が、現実に自動車を運転しているのです。

 自動車とは所詮人間が運転操作を行うものです。もっとも、未来には無人運転も可能な本当の自動車が走り出す時代が来るのでしょうが、まだまだ先の話でしょう。そんな中、視力や反射神経等々が衰えた高齢者の方の場合、交通事故を起こす確率が増えるのも無理からぬことと思います。

 しかし、問題はこの様な高齢者が自動車を運転せざるを得ないといった、社会的な要因があることです。それは、交通インフラの発達した都心部ならいざ知らず、ちょっと郊外に出れば、交通インフラ等はないに等しく、日頃の買い物や病院への通院等々、自動車しか交通手段がないというのが実態なのです。

 それと、もう一つの要因として核家族化が進んでいるという問題があります。息子さんや娘さんが、同居(もしくは極近隣に居住)していれば、高齢者の方が無理して、自動車に乗る必要は生じないものと思います。

 私が、この様な高齢者の事故に接して思うのは、せめて精一杯力になってあげたいということです。また、私同様の思いを持つ自動車屋さんが比較t的多いのことも救われることです。




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